今回のお話は、ニュージーランドに住む猫好きの男性の『勘違い』から始まった、ちょっと微笑ましいお話です。この男性は一緒に暮らす黒猫のことが大好きで、猫が健康で快適に過ごせるようにいつも気遣っていました。
しかしある日のこと、男性の猫が突然姿を消し、家に帰って来なくなってしまいました。男性はその日から家の近所を探し始め、ようやく猫を発見することができたのです。
その後、男性は友人のクラーク・ゲイフォードさんに「不思議なことに猫の行動が突然変化したんだ」と伝えてきました。もちろん男性はすぐに猫を動物病院へと連れて行きました。すると獣医さんから、「この猫はとても不安を抱えている」と伝えられたそうです。男性は処方された抗不安薬を受け取り、15,000円ほどの医療費を支払い、猫と一緒に帰宅しました。
しかし、この時の男性はまだ気づいていませんでした。その猫が自分の猫ではないことを…。
出典:@NZClarke
男性は猫の様子がおかしいのは、家からしばらく離れていたためだと思っていました。そのため病院から帰って来た男性は、猫がくつろげるように寝室に連れて行き、薬を飲ませ、献身的に看病を続けたのです。
しかしそれから5日後、男性を驚かせる出来事が起きました。なんと看病中の猫と瓜二つの猫が、自宅の庭に現れたのです!
出典:@NZClarke
友人のクラークさんは猫の行動が変わったことをずっと疑問に思っていましたが、その謎がついに解けました。男性が自分の猫だと思っていた猫は、実は別猫だったのです!
クラークさんは男性から「あの猫はボクの猫じゃなかった」と連絡を受けて、思わず笑ってしまったそうです。
出典:@NZClarke
しかし、ここで新たな疑問が湧いてきました。「この黒猫は一体誰だろう?」と…。
2匹の猫の容姿は本当によく似ていましたが、一つだけ大きな違いがありました。それは性別が違っていたのです。男性は自分が勘違いしていたことに気づくと、すぐに本当の飼い主さんを探し始めました。そして、飼い猫が行方不明になっている家を突き止めたのです。
その後、元の飼い主さんのところに戻った猫は、以前と同じように暮らし始めたそうです。また、勘違いをしてしまった男性も、無事に帰ってきた愛猫と一緒に幸せな毎日を送っているそうです♪
こうして男性の勘違いから始まった騒動は、何とか上手く収まりました。2匹の猫が無事に家に戻れ、みんながハッピーエンドを迎えられて本当に良かったですね(*´ω`*)