人生に、もふもふを。

保護先で永遠に人生が変わった猫。家にやって来る全ての保護子猫達とお話をして、愛情いっぱいに寄り添い続ける

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数年前に生涯の家を見つけた黒猫の『フォレスト』は、それからずっと困っている子猫達を助けてきました。フォレストの飼い主で獣医のエリカさんは、猫カフェで働いていた時にフォレストに出会いました。

「フォレストは元々、足に重傷を負った野良猫として、私達の街の保護施設に連れて来られました。彼はその後、別の保護施設に移り、足の手術を行った後、生涯の家族との出会いを求めて猫カフェに辿り着きました」とエリカさんが言いました。

丸くておっとりとしたフォレストの姿は、エリカさんに亡くなった愛猫の『バンジョー』のことを思い出させました。フォレストは容姿がバンジョーに似ているだけでなく、行動もまるでバンジョーのようでした。「フォレストは3本足の優しい猫です。私は彼と接して、彼を里子に迎えなければならないと強く感じました。」

保護された猫出典:phillykittylady_fosters

フォレストはすぐにエリカさんの家に落ち着いて、全ての先住猫達と意気投合しました。フォレストは周りを気にしない性格で、いつものんびりとしていて、すぐに家の中にたくさんの安らぎをもたらしました。

「フォレストはあまり活発な猫ではありません。彼の好きなことは柔らかい猫用のベッドでご飯を食べたり、くつろいだりすることです。」

そんなフォレストはある日、養育部屋から聞こえてくる子猫達の小さな鳴き声に気づきました。するとフォレストは子猫達と出会える日をドアの外で待ち始めて、部屋の中にいる子猫達とお話ししようと試みました。

その後、子猫達が医学的に問題ないことが分かると、ついにフォレストは養育部屋へと入っていきました。するとすぐに小さなフワフワの子猫達に囲まれて、最高の幸せに包まれたのです。

「私が家に連れて帰った子猫達はみんなフォレストに引き寄せられます。」

普段からおっとりとした性格のフォレストはとても忍耐強く、たとえ子猫達にもみくちゃにされても決して怒ったりすることはありません。そんなフォレストの魅力には、恥ずかしがり屋な子猫も逆らうことができません。フォレストは子猫達が何を必要としてるかを正確に知っていて、いつも子猫達の願いを叶えてあげています。そのため子猫達はいつも安心しながらフォレストに寄り添っているのです。

「子猫達はフォレストのそばがとても安全で快適な場所だと知っています。」

「フォレストは通常、自ら子猫達に近づいて行かず、横になって子猫達が近づいてくるのを待っています。」

キジトラ子猫の『アシュリー』が家に来た時もすぐにフォレストのことが好きになって、一日に何度も幸せそうに寄り添うようになりました。アシュリーは遊び疲れるたびにフォレストの隣で丸くなって、幸せそうに昼寝を始めました。

フォレストは子猫達のことをとても大切に育てています。そして子猫達がハグを必要としている時は、いつまでもそばに寄り添ってあげています。フォレストは子猫達の身体を温めて、大きな安心感を与えているのです。

「フォレストはいつも子猫達の世話を手伝ってくれていて、毛づくろいをしたり、遊び方を教えたりしています。」

フォレストはいつものんびりしていますが、ご飯の匂いがするとためらうことなく鳴き始めます。またご飯の時以外にも、家の中で新しい子猫を見つけるたびにお話しを始めるのです。

フォレストと同じ3本足のサビ猫の『クッキー』も、フォレストに初めて会った時に一目惚れして、その日以来ベッドを一緒に使っているそうです。

フォレストはこれまでに出会った全ての保護子猫達を優しく迎え入れて、温かいハグでたくさんの愛情を注いできました。またフォレストは子猫達に様々なことを教えて、将来を幸せに過ごすための手伝いをしているのです。

こうしてエリカさんと出会ったフォレストは、自分がずっと望んでいた生活を送れるようになりました。これからもフォレストは保護子猫達と一緒の時間を過ごしながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典:phillykittylady_fosterslovemeow

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