アメリカのウェストバージニア州に住む女性が、近所に住む野良猫の『エセル』にご飯をあげていました。エセルは親切な女性のことが好きになり、すぐにお友達になったのです。
それからしばらく経ったある日のこと、女性は庭のポーチを見てビックリしました。何とそこにはエセルの他に2匹の子猫がいたのです! どうやら女性のことを信頼したエセルが、自分の子供達を連れてきたようです。
女性は、子猫達に『ディアブラ』と『ブラック・ベティ』と名づけました。
しかし翌日になって、女性はあることに気づきました。ディアブラの目が腫れていて、目があまり見えていなかったのです。すぐに女性は子猫達を保護して獣医さんのところへと連れて行きました。
女性は目の治療が必要なディアブラを家族に迎え入れました。そして、ブラック・ベティもいっしょに迎え入れることにしたのです。
獣医さんが処方した目薬のおかげで、ディアブラの目は次第に良くなっていきました。
こちらはタオルに包まれるディアブラの様子です。すぐに新しい家に慣れたようで…
こんなに可愛い姿を見せてくれるようになりました♪
ブラック・ベティはちょっと内気な性格でしたが、徐々にヤンチャになってきたそうです。
一方、子猫達を連れてきたエセルは外の生活が好きなようで、家の外で自由気ままに暮しています。女性はエセルの避妊手術を行い、今まで通り世話を続けているそうです。
きっとエセルは、いつも世話をしてくれる女性のことを信頼して、病気の子猫を連れてきたのでしょう。女性の優しい行動が幼い命を救うことになったのです。
女性とエセルの種族を越えた友情に、心が温かくなりますね。