ある暑い日に、ベルーのリマで子猫の『ベニート』は保護されました。まだ目が開いていないにも関わらず、ロレーナ・カストロさんの家の玄関先にひとりで現れたのです。ロレーナさんは非常に驚きましたが、すぐにベニートを保護し、育て始めたのです。
家に運び込まれたベニートはとてもお腹が空いていたようで、ロレーナさんが用意したミルクを一気に飲み干してしまいました。
ベニートが暮らし始めた家には、様々な場所で救助された多くの犬が住んでいました。そんな犬達がベニートに出会うと、自分の子供のように世話を始めたのです。とくに犬のティアラは熱心に子育てをしてくれました。
まだ幼いベニートはすぐに人気者になりました。犬達は代わる代わるベニートのそばに来て、身体が汚れていないかを確認し、毛づくろいをしてくれたのです。
ベニートは多くの家族に囲まれて幸せいっぱい。ミルクも美味しく感じるようで、食事の時間になると哺乳瓶のミルクをゴクゴクと飲み干していきます。
元気いっぱいのベニートは好奇心が旺盛で、まだ目が開いていないにもかかわらず、ジッとしていることができないようです♪
さらにベニートは少し前に保護された、猫のポリータナともお友達になりました。
ポリータナのお話はこちらの記事『交通量の多い道路で動けなくなった子猫を発見!』をご覧ください。
たくさんの保護犬が暮らすロレーナさんの家に突然現れたベニート。もしかすると、優しい人のところへ自然と引き寄せられたのかもしれませんね。元気いっぱいのベニートは、これからもたくさんの家族に見守られながら、幸せに暮らしていくことでしょう。
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