人生に、もふもふを。

保護施設に運ばれてきた子猫達。2匹の先住猫が現れるとすぐに不安な気持ちが消え去って、最高に幸せな日々が始まる!

0

ある日、5匹の子猫達が保護されて地元の保護施設に運ばれてきました。子猫達は怖がっていて不安を感じていたため、少しでも安心するためにお互いに身を寄せ合っていました。

そんな子猫達の話を聞いた養育ボランティアのジェニファーさんは、子猫達を自宅に迎え入れて快適な環境を用意しました。「家に来た時の子猫達は社会化されておらず、非常に警戒心が強い状態でした」とジェニファーさんが言いました。

最初の日の夜、子猫達はずっと寝床で寄り添っていました。子猫達は警戒していましたが、いつもご飯を持って来てくれるジェニファーさんに次第に興味が湧いてきました。

保護された子猫達出典:newkittensontheblock

子猫達はゆっくりと、しかし確実に行動範囲を広げていきました。そして、全身の毛がフワフワのサビ猫の『サッサフラス』が、兄弟の中で一番最初に寝床の外に出ました。

「茶トラの2匹はどちらも男の子で、『ヒッコリー』と『ローワン』と名付けました。ふたりは好奇心が旺盛ですぐに新しい環境に慣れましたが、毛の短いサビ猫の『リンデン』とキジトラ猫の『ウィロー』は新しい環境に慣れるまでには少し時間がかかりました。」

勇敢な子猫達が冒険を始めると、内気な子猫達がその後に続いて物陰から姿を現して、勇気を振り絞って身の回りの調査を始めました。

そんな子猫達はみんな育ち盛りで食いしん坊だったため、毎回ご飯をお腹いっぱい食べられることに大興奮していました。特にサッサフラスは食事中に本能的に唸り声を上げて、目の前のご飯が自分のものだと強く主張しました。

その後、子猫達はもうご飯を巡って争う必要がないことに気づき、ジェニファーさんが朝食を持って来るたびに、みんなで一斉に愛らしい声で合唱するようになりました。

「子猫達は何か言いたいことがある時は、躊躇することなく声を上げるようになりました。特にご飯が遅くなった時は大きな声で猛アピールしてきます。」

そして子猫達がお腹をいっぱいに満たすと、次々と横になって眠りに落ちていきました。そんな中、まだ遊び足りなかったサッサフラスだけが座ったまま居眠りをしていることがよくありました。

一方、ジェニファーさんの飼い猫の『ボディー』と『ベア』は、養育部屋から聞こえてくる子猫達の声が気になって、子猫達に会える日をウズウズしながら待っていました。

そしてついに子猫達と先住猫達が初対面を果たすと、ヒッコリーが真っ先にボディーに近づいて行って、フワフワの毛にすり寄りました。

するとその後すぐにサッサフラスとリンデンもボディーに挨拶をして、ボディーの後をついて回るようになりました。「私はあんなに内気だったリンデンが、こんなに勇敢になったことに驚きを隠せません。ローワンとウィローはまだ少し戸惑っていますが、すぐに先住猫達のことが好きになることでしょう。」

「子猫達はとっても活発で、走ったり、登ったり、追いかけっこをしたり、オモチャで遊んだりするのが大好きです」とジェニファーさんが話してくれました。

ボディーとベアが部屋に現れるたびに子猫達は後を追いかけて、毎回ふたりの行動の全てに魅了されています。子猫達はふたりと一緒に遊ぶことが好きになって、クネクネと動くシッポを無邪気に捕まえたりするようになりました。

また甘えん坊なヒッコリーはふたりにいっぱい毛づくろいをしてもらいたくて、絶えずふたりの注意を引こうとしているそうです。

子猫達は美味しいご飯と心地良いベッド、そして楽しいオモチャがたくさんある室内生活に大きな喜びを感じています。

サッサフラスは相変わらずリーダー的な存在で、いつも部屋の中で可愛いハプニングを引き起こしています。最初は内気だった子猫達は、新しい生活の中で遊び好きで元気いっぱいの甘えん坊な子猫へと生まれ変わることができたのです。

こうして子猫達はボディーとベアの助けを借りながら、自信を深めて大きく成長することができました。子猫達はこれからも元気いっぱいに冒険を楽しみながら、安全な家の中で幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。

この猫の記事を友達にシェアしよう