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送る先月の下旬、ゴミ箱のそばに置き去りにされていた子猫が見つかりました。子猫は非常に危険な状態で、発見した人は「このままでは子猫の命が危ない」と感じ、すぐに子猫を保護すると自宅へと連れて帰りました。
生後約2週間半だった子猫は、24時間体制の世話を必要としていました。また子猫は自分で体温を調整することができなかったため、体温が調整できる環境も必要でした。
発見者は子猫の世話をしようとしましたが上手くいかなかったため、地元の保護団体『アニマルラバーズ・ドリーム・レスキュー』に助けを求めました。
保護団体で養育ボランティアをしているナージャさんが子猫の窮状を知るとすぐに、子猫を助けるために動き始めました。
その日の夜、ナージャさんは子猫を引き取りに向かいましたが、途中で車が故障してしまいました。「ありがたいことに友達が助けに来てくれて、片道1時間かけて子猫を引き取ることができました」とナージャさんが言いました。
無事にナージャさんの家に着いた子猫は、柔らかい毛布が敷かれた寝床の中で落ち着きました。子猫はヌイグルミに寄り添いながら、ナージャさんからの愛情を全身で吸収し始めました。
また哺乳瓶を必死に掴んでミルクを飲むと、暖かさと満足感の中で深い眠りに落ちていきました。
適切な栄養と世話のおかげで子猫は成長し始めました。
子猫は哺乳瓶が大好きで、食事の時は決して騒いだりせず、いつも満足そうにゴロゴロと喉を鳴らしながら、ミルクを一滴一滴味わうようにして飲んでいました。
そしてお腹を満たすと仰向けで転がって、嬉しそうに身体をくねらせながら、ふっくらとしたお腹を披露してくれました。
それから2週間ほどで子猫はお皿のご飯に興味を示し始め、粉ミルクと缶詰を混ぜたものを熱心に食べるようになりました。
子猫は旺盛な食欲で確実に成長を続け、好奇心が日に日に増していきました。子猫は毎日ベビーサークルの中で無邪気に遊び回りながら、ナージャさんにたくさんの笑いを届けているそうです。
また子猫は自分と同じくらいの大きさのオモチャに飛びついて、猛烈な勢いでオモチャと格闘することがよくありました。
そして現在、子猫は哺乳瓶を卒業し、上手にトイレも使えるようになりました。子猫は部屋の中の至るところを遊び場に変えて、床の上ではしゃぎ回ったり、家具に飛び乗ったり、夢中で毛布に潜り込んだりしながら、楽しい毎日を送っているそうです。
子猫は素敵な魅力を開花させ、その愛らしい個性でどこに行っても人間の心を魅了しています。子猫の人生の始まりはとても大変なものでしたが、栄養のある食事と温かい愛情のおかげで元気を取り戻し、大きく生まれ変わることができたのです。
これからも子猫は日々の暮らしの中でたくさんの愛情を感じながら、安全な家の中でいつまでも幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう。
出典：tiny.paws.fosters／lovemeow
