ある日、2匹の母猫から生まれた5匹の子猫が、より良い生活を送るために養育ボランティアのアサさんの家にやって来ました。『フレッド』『バーニー』と名付けられた子猫達は育児を放棄した野良の母猫の近くで見つかり、『ベティー』『ペブルス』『バンバン』と名付けられた子猫達は迷子になっていたところを発見されました。
アサさんは子猫達のために快適な部屋を用意して、暖かい毛布やたくさんのオモチャを準備しました。すると子猫達はすぐに部屋の中が気に入ったようで、ご飯でお腹をいっぱいに満たすと楽しそうに遊び始めて、エネルギーが切れると眠りに落ちていきました。
そんな子猫達の声に気づいた先住犬の『コナ』はテンションが急上昇しました。コナはとっても子猫好きの犬で、これまでにたくさんの子猫達の養育を手伝ってきました。コナは子猫達の世話がとっても上手で、非常に内気な子猫でさえも、コナの愛情には抵抗することができませんでした。
コナは元々自分の子供と一緒に保護されて、最終的にアサさんの家族の一員になりました。
コナはアサさんの家で暮らし始めてからも、ずっと母親として生きてきました。コナは子猫達が家にやって来るたびに自分のベッドに誘って、温かい愛情を注ぎ始めました。コナは子猫の数が多ければ多いほど喜びを感じているそうです。
子猫達は病気の有無が分かるまでアサさんの家の動物達に会えませんでしたが、コナは1秒でも早く子猫達に会いたくて、いつも子猫達の近くでソワソワしていました。
コナはベビーサークルの周りをウロウロしながら、まるでヘリコプターのプロペラのようにシッポを振っていました。「コナは子猫達が家にやって来た時からずっと、子猫達に会える日をとても楽しみにしていました」とアサさんが言いました。
そして子猫達が家に来てから数日後、コナはついに子猫達との初対面を果たしました。するとすぐにベティーが背中に飛び乗ってきたため、コナは最高の喜びを感じました!
「コナはベティーのジャングルジムの役割を引き継ぎました。コナは子猫達に囲まれたことが嬉しくて、まるで天国にいるかのような姿を見せてくれました。」
「その後、子猫達はコナの足や耳、そして絶え間なく動き続けるシッポで遊んで、みんなで一緒に昼寝を始めました。」
バンバンは最初、コナの前で少し恥ずかしがっていましたが、コナの魅力には抵抗することができませんでした。結局バンバンも出会って数分以内にコナの後を追い始めて、コナの愛情を求めるようになったのです。
コナはとっても気配り上手で、鳴いている子猫達にキスやハグをして回ります。すると子猫達はすぐに安心して、コナの上でひとりずつ眠りに落ちていくそうです。
コナは現在、朝になると嬉しそうにアサさんを子猫達の部屋に誘導して、自分のやり方で子猫達の世話を始めます。子猫達はそんなコナの愛情を全身で感じながら、すくすくと成長しているそうです。
こうして家に来た子猫達を優しく迎え入れたコナは、子猫達に会うとすぐに母親になりました。コナはいつも子猫達が鳴くとすぐに駆けつけて、たくさんの愛情を注ぎながら子猫達を安心させているそうです(*´ω`*)
出典:shibuyarollcall/lovemeow