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送る猫の『ファーン』は6匹の子猫達と一緒に保護施設『インディー・ヒューメイン』にやって来ました。ファーンは最初から素晴らしいお母さんで、子猫達の全ての要求に応えていました。
そんな中、独りぼっちの迷子の子猫が保護施設に運ばれてきました。子猫はいつも寂しそうにしていて、友達との交流を切実に望んでいました。
「子猫はファーンの子供達とほぼ同じ年齢だったため、ファーンのグループに入りました。するとファーンはすぐに子猫のことを受け入れました」と養育ボランティアのジェニファーさんが言いました。
その後、8匹になった猫の家族はジェニファーさんの家で過ごすことになりました。それによってファーンは、快適な環境と要求の厳しい子猫達の世話を常に手伝ってくれる人を得ることができました。
「ファーンはとても気配りのできるお母さんです。子猫達が私の家に来た時には既に離乳食を食べていましたが、彼女は子猫達にミルクを飲ませて、子猫達の身体を常に綺麗に保っていました。」
ジェニファーさんはファーンが休憩したい時のために、いつでも簡単に出られる保育スペースを用意しました。するとファーンはストレッチやリラックスができ、ゆっくりとご飯が食べられる環境に喜びを感じました。
そんなファーンの大切な子猫達は、毎回お腹をいっぱいに満たした後、猫団子状態になりながら眠りに落ちていきました。またジェニファーさんが囲いの中に入ると、子猫達は次々と膝の上に登ってきて、くつろぎながら喉を鳴らし始めました。
好きなだけ食べられるご飯と子育てを手伝ってくれるジェニファーさんのおかげで、ファーンはゆっくりとした時間を楽しむことができました。そして十分に休憩すると再び子猫達のところに戻って、たくさんの愛情を注ぎ始めました。
子猫達は離乳したにもかかわらず、何匹かはお母さんのミルクを要求してきました。ファーンはそんな子猫達を毎回温かく迎え入れて、子猫達が満足するまでミルクを飲ませてあげました。
最初、ジェニファーさんは5匹のキジトラ子猫のうち、独りぼっちで保護された子猫が誰なのか分かりませんでした。しかし、子猫達のうちの1匹が他の子猫達と少し違う行動をしていることに気づきました。
「後から親子の一員になった『アスペン』は、他の子猫達が遊んでいる時に寝ていて、他の子猫達が寝ている時に遊んでいました。彼女はファーンのミルクにあまり興味を示さず、耳の先に長い毛を生やしていました。また全身の毛も他の子猫達よりも滑らかなように感じました。」
7匹の子猫達はファーンやジェニファーさんのおかげで随分と大きく成長しました。するとファーンは少しずつ子猫達から離れて過ごすようになり、子猫達を自由に遊ばせるようになりました。
子猫達の体重が1kgほどになると、ファーンは子育てを終える準備を整えました。そしてファーンはさらに人間の気を引くようになり、1日に何度もかまって欲しそうにアピールしてくるようになりました。
「ファーンはとても素晴らしいお母さんで、子猫達の世話をしっかりとしてくれました。彼女は子猫達に毎回十分に栄養を与えて、全ての子猫を清潔に保ち続けました。」
「ファーンは人間に愛情を注がれるのが大好きで、私が迎えに行くとゴロゴロと喉を鳴らし始めます。彼女はこれから生涯の家へと旅立って行きますが、今度は自分が赤ちゃんのようになって、新しい家族に甘え続けることでしょう」とジェニファーさんが話してくれました。
こうして子猫達と一緒に保護されたファーンは、迷子の子猫を受け入れて、7匹の子猫達を大きく育て上げました。これからは生涯の家族の元でたくさんの愛情を吸収しながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω｀*)
出典：newkittensontheblock／lovemeow
