ある日、改装中の家の裏庭から必死に助けを求める子猫の声が聞こえてきました。すぐに家族が調査に向かうと、幼い子猫がかすれた声で鳴いていて、近くの茂みの中には別の子猫の姿がありました。
残念ながら子猫達の母親は戻ってこなかったため、家族は子猫達を保護すると地元の保護施設『ナッシュビル・キャット・レスキュー』へと連れて行きました。その後、子猫達は養育ボランティアのベッカさんと夫のネイサンさんの家で育てられることになりました。
「子猫達の身体は汚れていて、ノミや汚れで覆われていました。私達は子猫達を綺麗にするために、数回お風呂に入れました」とベッカさんが言いました。
『スクイーク』と『アデル』と名付けられた子猫達は、しばらくすると離乳食が食べられるようになりました。子猫達は保護されてすぐに優しいベッカさんとネイサンさんのことが好きになり、ハグ好きの子猫へと成長しました。
さらに子猫達が温かい膝を発見すると、昼寝をするために膝の上に登ってくるようになりました。
「子猫達はどちらも年齢の割に身体が小さく、毛布の中や私達の手の上でミルクを飲むのが大好きです。幸いなことに子猫達は体調がとても良く、他の猫達ともすぐに打ち解けました。」
子猫達は誰かに寄り添うことが大好きで、快適な膝の上や抱きしめてくれる飼い猫から遠く離れることはありません。また子猫達が人間にかまってもらいたい時は、愛らしい声で一緒に鳴いて抱っこを要求してくるそうです。
「子猫達はお互いに人間のことが大好きです。特にスクイークは私のことが好きで、アデルは夫のことが好きなようです。」
子猫達は好奇心が旺盛で活発で、思わず抱きしめたくなるほどの愛らしいペアです。また甘えん坊な子猫達は膝の上が空いていると嬉しそうに飛び乗って、長い時間昼寝をしているそうです。
子猫達は全てのことを一緒に行っていて、部屋の中を走り回ったり、オモチャで遊んだり、毛布に潜り込んだり、人間に抱っこを要求したり、ピッタリと寄り添ったりしながら、毎日の生活を心から楽しんでいるのです。
子猫達は先にこの家に来ていた年上の子猫の『フィル』とも仲良くなり、一日に何度も寄り添うようになりました。
「クイークは椅子や膝の上で柔らかいものに包まれるのが好きです。そしてアデルは昼寝のために小さなボールになるのが好きです。」
「子猫達は強い絆で結ばれていて、お互いに完璧な遊び相手ですが、ひとりで探検に出かける勇気も持っています」とベッカさんが話してくれました。
子猫達は母親のいない状態で裏庭で発見されて以来、安全な家の中で確実に前進し続けてきました。子猫達はいつもお互いに愛情を注ぎ合っていて、毎日大好きな膝の上で幸せいっぱいの時間を過ごしているのです(*´ω`*)
出典:fosterkittens_tn/lovemeow