2週間前の早朝、フィラデルフィアのペット用品店の従業員が、店の前に1つの箱が置かれていることに気付きました。従業員が箱の中を確認すると、そこには1匹の小さな子猫が入っていたのです。
従業員はすぐに地元の動物保護団体へと連絡をしました。子猫はまだ幼く、養育主さんのケアが必要でした。そんな中、子猫のことを知った保護施設『ノアズ・アーク・レスキュー』のシャウナさんが、子猫を引き取ることを申し出たのです。
『アパッチ』と名づけられた子猫は生後3日ほどしか経っておらず、目はまだ開いていませんでした。
「私がアパッチを引き取った時、彼女の体重は133gでした。彼女は小さな身体をしていましたが、とても大きな声で鳴いていました」とシャウナさんは言いました。
シャウナさんが初めてアパッチに哺乳瓶を近づけた時、アパッチはすぐに瓶を抱えて飲み始めました。「アパッチは食べるのが大好きで、お腹が空き始めると大きな声で教えてくれます。彼女は初めて会った時から今も変わらず、大きな声で鳴いています。」
アパッチはお腹を満たすとすぐに喉を鳴らし始めて、シャウナさんの手の中で眠りにつくそうです。
「私が今までに接してきた子猫達の多くは、環境に慣れないうちは喉を鳴らしませんでした。でもアパッチは最初の食事の後から喉を鳴らし始めました。彼女はとても社交的で人懐っこい性格です。彼女は食後に自分の毛づくろいを始めますが、いつも私の手もキレイにしてくれます。その姿はとても可愛らしくて、私の心を温めてくれます。」
生後10日でアパッチの目は開き、行動範囲が一気に広がりました。
「現在、アパッチは3週目を迎え、行動が大きく変わり始めています。彼女は1つのところに留まるよりも、色々なところに冒険に出かけるのが好きになっています。」
「アパッチの大きさは手の平サイズになりました。彼女はすくすくと成長を続け、重さが約3倍になりました。彼女はお腹をこすってもらうのが大好きで、いつも部屋中をヨチヨチと歩き回っています。」
「アパッチは哺乳瓶を抱きしめるのが大好きな、とっても健康的な赤ちゃんです」とシャウナさんは嬉しそうに話してくれました。
こうして生後間もなく保護されたアパッチは、シャウナさんのおかげで日に日に大きく成長しています。シャウナさんはそんな元気いっぱいのアパッチの姿を見て、いつも心が温められているそうです(*´ω`*)
出典:ixluvxcats/NARPS Cats/lovemeow