タッカーさん夫婦が子猫の『ピーナッツ』を見つけたとき、兄弟の半分の大きさしかありませんでした。その小さすぎる姿に、誰もが長くは生きられないだろうと思ったそうです。
ピーナッツは先天性欠損症のため、身体や臓器機能が未熟のまま生まれ、口も左右がつながっていない状態でした。ピーナッツの体重は、生後9日の時点で79gしかありませんでした。通常なら生まれた時の平均体重は100gほどなので、その小ささがよく分かります。
未熟なピーナッツは自分でミルクを飲むことができなかったため、身体にチューブを通し、直接体内に食べ物を送る必要がありました。
とても小さかったピーナッツですが、食べ物をチューブから送り込むと、少しずつですが身体が成長してきました。タッカーさん夫婦はピーナッツが4週齢になるまで、寝る間も惜しんでつきっきりで看病を続けたそうです。
そんな献身的な看病のおかげで、生後41日になるとオモチャで遊べるようになりました。
その間に、ビーナッツは肺炎を2回も患いましたが、なんとか危機を乗り越えることができました。
生後49日になると、ピーナッツはタッカーさんの肩に登れるようになりました。自信満々な顔がとっても可愛いですね♪
900gになったピーナッツ。
絶望的な状態を乗り越え大きく成長したピーナッツに、獣医さんはとても驚いているそうです。
タッカーさんの膝の上に乗るのが大好きなピーナッツは、いつも”遊んでアピール”をしてくるそうです。
キッチンにちょこんと座るピーナッツは、愛嬌たっぷりでとっても可愛らしいですね♪
数週間も生きられないと宣告されたピーナッツですが、こんなに大きく成長することができました。タッカーさんは、そんなピーナッツを抱きしめながら、幸せを噛み締めているそうです。
こちらがピーナッツの現在の姿です。
周りの人に支えられながら、立派に成長しました!
何度も生死の境を彷徨ったピーナッツですが、その生命力とタッカーさん夫婦の強い想いで命をつなぐことができました。成長したピーナッツの姿を見ていると、全身から幸せがにじみ出ているように感じます。これからも、愛情いっぱいのタッカーさん夫婦と共に、いつまでも幸せに暮らしていって欲しいですね。
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