ある日、4匹の子猫達がアリエル・ヒースさんの家の庭に迷い込んできて、アリエルさんの愛犬のボウルから水を飲んでいるところを発見されました。「子猫達は私達の声を聞くと、柵の向こう側に逃げていきました」とアリエルさんが言いました。
子猫達のことが心配になったアリエルさんは、近所の人達に子猫達について聞いて回りましたが、誰も子猫達のことを知りませんでした。アリエルさんは子猫達が再び戻ってくることを願って、庭に食べ物を置いておきました。
その後、子猫達はアリエルさんの知らないうちに、再び庭に戻ってきたようでした。「私は子猫達の姿を見ていませんが、食べ物は30分も経たないうちに無くなっていました。」
出典:Ariel Heath
それから数日後、アリエルさんと家族は裏口から聞こえてくる子猫の声に気づきました。すぐに裏口に向かうと、そこには1匹の子猫がいて、他の兄弟の姿はありませんでした。「子猫はとても臆病で、私が近づこうとすると走って逃げ出しました。」
アリエルさんは柵のそばに食べ物を置くと、近くに座りながら子猫が来るのを待ちました。「私が猫の鳴きマネをすると、子猫が柵の下から出てきてご飯を食べ始めました。子猫は独りぼっちで兄弟の姿はどこにもありませんでした。」
出典:Ariel Heath
「私が動かずに静かにしていると、子猫は庭に入ってきて、私の近くでご飯を食べ始めます。でも私が少しでも動くとすぐに逃げ出してしまいます。子猫は人間に慣れておらず、信頼関係を築くまでには長い時間が必要でした。」
子猫はその後、1日に何度も庭に姿を現すようになりました。そして家の中を覗いてきて、自分が来たことを家族に知らせるようになったのです。
「最終的に子猫は私達の手からご飯を食べるようになり、身体を撫でさせてくれるようになりました。」
出典:Ariel Heath
そんな子猫の姿を見た家族は、子猫が自分達を受け入れてくれたことを理解しました。そこで家族は子猫を家の中へと連れて行って、家族の一員として迎え入れたのです。
「私は子猫が女の子だと分かる前に、『ビリー』と呼び始めていました。私は彼女を保護してすぐに獣医さんのところに連れて行きました。彼女は野外で暮らしていましたが、幸いなことにどこも悪いところはありませんでした。」
出典:Ariel Heath
新しい家ですっかり甘えん坊になったビリーは、すぐにアリエルさんの息子と友達になりました。アリエルさんの息子が学校から帰ってくると、いつもビリーが出迎えてくれて、一緒に庭で遊び始めるそうです。
出典:Ariel Heath
また、最初の頃のビリーは室内生活にとても緊張していましたが、先住犬が優しく迎え入れてくれたおかげで、新しい環境にも慣れることができました。
「ビリーはすぐに愛犬と友達になりました。ふたりは一日の多くの時間を寄り添いながら幸せそうに過ごしています。」
出典:Ariel Heath
ビリーは家の中で楽しむことを学び、トイレの使い方を覚え、家族の膝の上でくつろぐのが大好きになりました。
「ビリーと愛犬はいつも息子が学校から帰ってくるのを一緒に待っています。その姿はとっても愛らしく、いつも私の心を温めてくれます。」
出典:Ariel Heath
「ビリーと初めて会った時、彼女はとっても空腹で、たくさんのご飯を求めていました。でも今の彼女は家の中でのんびりと過ごしていて、家族みんなにたっぷりと甘やかされています。」
出典:Ariel Heath
家族はビリーと会うまでは、自分達が猫と一緒に暮らすことになるとは思ってもいませんでした。でもビリーはいつも優しくしてくれる家族のことを選び、この家にたくさんの幸せを運んでくる存在になったのです。
出典:Ariel Heath
こうして庭に迷い込んだビリーは、優しい家族のおかげで温かい日々を過ごせるようになりました。これからもビリーはみんなにたっぷりと甘やかされながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ェ`*)
出典:Ariel Heath/lovemeow