ある日、カミンズさんの家で暮らしている猫の『ミミ』が、高さ2.4mほどのフェンスで囲まれた庭から、1匹のリスの赤ちゃんを連れて帰ってきました。そして、そのままリスの赤ちゃんを自分のベッドまで運ぶと、再び庭へと戻っていったのです。
カミンズさんがどうしたのかと思っていると、ミミは別のリスの赤ちゃんを咥えて帰ってきました。
出典:Mary Cummins
まだリスの赤ちゃんは非常に幼く、歩くこともできないほどでした。ミミは自分のベッドにリスの赤ちゃんを運ぶと、優しく毛づくろいを始めました。
リスの赤ちゃんに温かい愛情を注ぐミミの様子はこちら。
カミンズさんは地元の野生動物保護施設に連絡をして、リスの赤ちゃんを施設に連れて行くことにしました。ミミはリスの赤ちゃんが家を出るまでずっと、愛情いっぱいに毛づくろいをしていたそうです。
出典:Mary Cummins
その後しばらく施設で育てられたリスの赤ちゃん達は、自分でエサをとれるようになると、無事に野生へと帰っていったそうです。
とても愛情深いミミは、リスの他にもウサギなどの動物達の母親代わりもしているそうです。種族の垣根を越えて愛情を注ぐミミの姿に心が温まりますね。きっとミミに育てられた動物達も、ミミの優しさに感謝していることでしょう(*´ω`*)