ある日、ニューヨークのブルックリンの路上に、ペット用品や猫砂と一緒に1匹の猫が置き去りにされていました。近くの住人がその姿を発見した時、猫は自分のペット用品のそばで鳴いていたそうです。
しかし、猫はその後どこかへと姿を消してしまいました。その話を聞いた地元の保護団体『ブルックリン・ファット・キャッツ』のスタッフ達は、猫の健康状態が心配だったため、猫を保護することに決めました。スタッフ達は住人が撮影した写真をSNSに掲載したり、近所の人達に目撃情報などを聞いて回ったりしながら猫を探し続けました。
出典:brooklynfatcats
それから4日後、猫がいなくなった場所の近くに住む家族から、猫を発見したという連絡が入りました。その話を聞いたスタッフ達はすぐに現場に向かって、家の裏庭で猫を無事に保護することに成功しました。
スタッフ達がさっそく猫を獣医さんのところに連れて行くと、猫が約1歳だと分かりました。さらにマイクロチップがないかを調べてもらいましたが、結局見つけることはできませんでした。
その後、猫は発見された大通りから名前をとって『ノストランド』と名付けられ、保護施設で新しい里親さんとの出会いを待つことになったのです。
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どうしてノストランドが置き去りにされてしまったのかは誰にも分かりません。でも優しいスタッフ達によって保護されたノストランドは、明るい未来に向かって歩み始めたのです。
ノストランドは元々人懐っこい性格だったようで、助けてくれたスタッフ達にたくさん甘えて、愛らしい姿をたくさん見せてくれているそうです。
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それから約1年後、ずっと里親さんを待っていたノストランドの前に素敵な家族が現れました。ノストランドは生涯の家で新しい兄弟の『ホープ』と仲良くなって、いつも一緒に寄り添いながら幸せそうに過ごしているそうです。
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こうして路上に置き去りにされてしまったノストランドは、優しい人達のおかげで新しい人生をスタートさせることができました。今のノストランドはいつもたくさんの愛情に包まれていて、幸せいっぱいの毎日を送っているのです(*´ェ`*)
出典:brooklynfatcats/lovemeow