胸を守るために小さなベストを着た子猫。優しい人達の力を借りながら障がいを乗り越え、親友と一緒に夢を実現させる!

ある日、養育主さんの世話を必要としている迷子の子猫が保護されて、地元の保護施設『コミュニティー・キャット・クラブ』へと運ばれてきました。子猫は獣医さんに身体を診てもらうと、胸が陥没していて、呼吸に苦労していることが分かりました。

子猫は『漏斗胸』で生まれ、胸骨と胸郭が変形していました。保護施設の創設者のサラ・シェイプさんは、子猫の状態を常に確認することができるように、子猫を自宅に連れて帰ると、最善の治療方法を探し始めました。

『リロイ』と名付けられた子猫はそんな状態にもかかわらず、全身にエネルギーが満ち溢れていました。リロイの行動は誰にも止めることができず、リロイは自分が他の子猫と違っているとは思っていませんでした。

サラさんが専門の獣医さんに会った後、リロイがこれから生きていくためには胸部手術が必要だという結論に至りました。「多くの場合、漏斗胸は命を脅かすものではなく、必ずしも手術をする必要はありません。でもリロイの状態は非常に深刻なものでした。それは彼の呼吸に影響を及ぼし、常に心臓が胸に圧迫されていました」とサラさんが言いました。

リロイは生後約5週で、体重が僅か450gほどでしたが、命をつなぐために手術を受けました。リロイは厳しい手術を終えて目を覚ますとすぐに、ゴロゴロと喉を鳴らし始めました。それはまさに奇跡以外の何ものでもありませんでした。

リロイは手術の後、カスタムメイドのベストを着て過ごし始めました。サラさんはカラフルな靴下をリロイのサイズに合わせて切って、リロイにピッタリのベストを作りました。

リロイは肋骨が正常な形で成長していけるように、必要な治療を始めました。リロイは毎週動物病院を訪問して、獣医さんによる治療を続けました。

ちょうどその頃、『ポピー』という名前の保護子猫が友達を探していました。ポピーはリロイのように独りぼっちで保護された子猫でした。

その後、リロイとポピーが会うと、まるで兄弟のように強い絆で結ばれました。リロイとポピーはいつも一緒に行動するようになり、お互いに毛づくろいをするようになったのです。

「ふたりは出会ってすぐにお互いに夢中になりました。ふたりは一緒に遊ぶことが大好きで、いつも楽しそうに遊び回って、寄り添いながら眠りにつきます。」

その後、リロイは胸当てをつけるために再び手術を行いました。リロイはその手術も無事に乗り越えて、さらに成長していきました。

リロイは成長と共に好奇心が旺盛になり、愛らしい個性を開花させました。そんなリロイの隣にはいつもポピーの姿があって、治療を続けるリロイのことを常に応援していました。

「2回目の手術で胸当てをつけてから12週間後、リロイの胸当てがついに外されました。すると彼は全く別猫のような姿になりました。」

「リロイの手術を行った獣医さんは、彼の胸は100%正常ではないかもしれないけど、とても素晴らしい状態になったと言いました。彼は大変な状況を無事に乗り越えて、新しい人生を歩み始めました。」

それから数週間後、リロイとポピーはサラさんの元を離れて、一緒に生涯の家へと旅立っていきました。

「私はふたりを引き取った日の翌朝、リロイが机の上でボールのように丸くなって寝ている姿を発見しました。そして私の妹が目を覚ますと、幸せそうに隣で寝ているポピーの姿を見つけました」と生涯の家族が言いました。

ふたりは現在、大好きな家族の元で幸せな毎日を送っています。ふたりは窓辺で日光浴をしたり、窓の外の鳥を観察したりしながら、新しい生活を心から楽しんでいます。ふたりは自宅で仕事をしている家族を手伝い、毎晩家族と一緒にくつろいで、朝になるととっても愛らしい姿で家族に挨拶してくるそうです。

こうして障がいを抱えた身体で生まれたリロイは、獣医さんやサラさん達の力を借りながら命をつなぐことができました。これからもリロイはポピーと楽しい時間を過ごしながら、大好きな家族と一緒に幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:hoiteytoiteylovemeow

This post was published on 2023/11/29