人生に、もふもふを。

身体が弱かった妹をいつも心配していた兄猫。妹をしっかりと抱きしめながら愛情を注ぎ続けて、危険な状態から救い出す

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ある日、5匹の子猫が路上で見つかり、養育ボランティアのアシュリーさんの家へとやって来ました。

「子猫達にはお母さんがいませんでした。子猫達はみんなノミがたくさんついていて、重度の栄養失調に陥っていました」とアシュリーさんが言いました。

保護から数日が経ち、お風呂に入れるようになった子猫達は、ようやく全身のノミから解放されました。しかし、子猫達はまだ危険な状態から完全には脱していませんでした。特にシャムのミックスの『レイア』は衰弱が激しく、全身の毛にも元気がありませんでした。

そんな弱々しいレイアのそばにずっと寄り添い続ける兄猫がいました。兄猫の名前は『チューウィー』。チューウィーは常にレイアのことを心配していて、片時もそばから離れようとはしませんでした。

「ふたりはいつも一緒に抱き合っていて、お互いの毛づくろいをするのが大好きです。」

チューウィーはお気に入りの毛布の上で、いつもレイアのことを抱きしめていました。そして、レイアを安心させようと、喉をゴロゴロと鳴らし続けていました。

チューウィーは常にレイアのことを気に掛けていました。レイアが愛情を必要としている時はすぐに寄り添って、毛づくろいをしてあげるそうです。

最初は弱々しかった子猫達ですが、昼夜問わず看護を続けたアシュリーさんのおかげで、徐々に元気を取り戻していきました。そして、子猫達が十分に成長すると、子猫達は次々と里親さんの元へと旅立って行ったのです。

そして最後にチューウィーとレイアが残りました。

随分と成長したふたりですが、チューウィーは相変わらずレイアのことを見守り続けています。

一方のレイアはチューウィーお兄ちゃんにかまってもらえるのが嬉しくて、いつも幸せそうな表情を見せてくれているそうです。

そして2ヶ月後、ふたりは無事に同じ家族の元へと引き取られていきました!

「私はずっとふたりが同じ家に迎えられることを望んでいました。そのためふたりの家が決まった瞬間、私はとっても興奮しました!」

「私は子猫達を育てられることに大きな喜びを感じています。まだ母親の愛情が必要な子猫達を育て、生涯の家で幸せそうに暮らす姿を見られるのはとても幸せなことです」とアシュリーさんが嬉しそうに話してくれました。

新しい家に着いたレイアとチューウィーは、『キキ』と『モチ』に名前を変えました。

ふたりは相変わらずとっても仲良しで、いつも一緒に幸せいっぱいの時間を過ごしています。

アシュリーさんの家にいた頃は、こんなに小さかったふたりですが…

こんなに大きく成長することができたのです!

こうして幼い頃からずっと一緒だったふたりは、アシュリーさんの元で成長し、生涯の家を見つけることができました。いつも幸せそうに寄り添うふたりの姿に自然と心が温まりますね(*´ω`*)
出典:youngestoldcatladylovemeow

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