人生に、もふもふを。

芝生の上で諦めることなく大きな声で鳴き続けていた子猫。手を差し伸べてくれた優しい人達のおかげで人生が永遠に変わる

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先月、ある女性が家の近くを歩いていると、どこからか子猫の鳴き声が聞こえてきました。子猫が絶え間なく鳴き続けていたため、心配になった女性は声を頼りに子猫を探し始めました。

そして女性はついに、芝生の上に横たわりながら必死に助けを求めている子猫の姿を見つけました。子猫は小さな身体をしていたにもかかわらず、とても大きな声を持っていたため、何とか女性に見つけてもらうことができたのです。

子猫は非常に痩せ細っていて、そばには母親や兄弟の姿はありませんでした。

女性は子猫が必要な治療を受けられるように、地元のコミュニティに助けを求めました。すると保護施設のスタッフ達がすぐに子猫を保護しにやって来て、子猫を育てることのできる養育主さんを探し始めました。

持たれる子猫出典:unchatalafois

スタッフ達は孤児の子猫を専門に養育している保護団体『ワン・キャット・アット・ア・タイム』に連絡をしました。

「私達は子猫を養育することができるかを尋ねられました。私達は痩せ細った子猫の姿を見て、ノーと言うことはできませんでした」と保護団体の創設者のマリーさんが言いました。

『ピーチ』と名付けられた子猫がどうして独りぼっちになってしまったのかは誰にも分かりませんが、ピーチがこの先ずっと食べ物や避難場所の心配をする必要がないことをマリーさん達は知っていました。

ピーチは低体重でしたが、生きたいという強い意志を持っていました。ピーチは毎回哺乳瓶をしっかりと掴みながら勢いよくミルクを飲んで、2日間で体重を50gも増やしました。またピーチは上気道感染症を患っていましたが、適切な治療のおかげですぐに快方へと向かい始めました。

養育施設に入ってから最初の1週間、ピーチは体温を保つために保育器の中で過ごしました。マリーさんはピーチが寂しさを感じないように、鼓動がするヌイグルミを保育器の中に入れました。

どうやらピーチは保育器に居心地の良さを感じたようで、喉を鳴らしながら柔らかい毛布をこねるようになりました。

保育器の中の子猫出典:unchatalafois

ピーチはお腹が空くとミルクを求めて鳴き始め、かまって欲しい時にはさらに大きな声を上げました。

ピーチは生後3週間で歯が生え始め、色々なものをかじって遊ぶようになりました。ピーチは毎日確実に成長を続け、全身のエネルギーを急上昇させていきました。

ピーチは日に日に活動的になっていき、それと同時に好奇心も強くなっていきました。マリーさんは活発に動き回るようになったピーチのためにベビーサークルを用意しました。

するとピーチはすぐに足の動かし方を学んで、猫のスキルを磨き始めました。さらにピーチはすくすくと成長していき、愛らしい個性が現れ始めました。

ピーチは広々とした空間でトイレの使い方、キャットツリーに登る方法、オモチャで遊ぶ方法など、様々なことを学んでいきました。またピーチは猫用のベッドでお昼寝するのが大好きで、室内生活を心から楽しんでいるのです。

現在、生後1ヶ月半を迎えたピーチはミルクを卒業して、離乳食を美味しそうに食べています。ピーチは大きな鳴き声と愛らしい個性を持った、健康で遊び好きの子猫へと成長したのです。

成長した子猫出典:unchatalafois

こうして芝生の上に横たわりながら大きな声で助けを求めていたピーチは、優しい人達のおかげでここまで成長することができました。ピーチはこれからもたくさんの愛情を感じながら、すくすくと成長していくことでしょう(*´ェ`*)
出典:unchatalafoislovemeow

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