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ビルの管理人が建物の中で、子猫達を連れ歩いている母親の姿を発見! でもそれは『母親』ではありませんでした!

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ある日、保護施設『コミュニティ・キャット・クラブ』の創設者のサラ・シャープさんの元に、助けを必要としている子猫達と母親についての連絡が入りました。母親は生後約4週の5匹の子猫達のことをしっかりと守っていました。

「その日、ビルの管理人が建物の中で猫達の姿を発見して、私達のところに連絡してきました。私達はすぐに猫達を引き取ることを伝えました」とサラさんが言いました。

その後、子猫達と母親が保護施設に到着すると、サラさんとスタッフ達はさっそく猫達の身体を詳しく調べ始めました。「私達が猫達の状態を確認し始めるとすぐに、母親と言われていた猫が母親ではないことが分かりました! それはオスの猫でした。」

保護された猫達出典:communitycatclub

子猫達のそばには母親の姿はなく、オス猫がどうして子猫達と一緒にいたのかは誰にも分かりませんでした。保護された猫は少し緊張していましたが、子猫達と一緒に助けてもらえたことに喜びを感じているようでした。

猫はたくさんのご飯でお腹を満たすと、すぐにフレンドリーな一面が現れ始めました。一方、一緒に保護された子猫達のうちの1匹が低体温に陥っていましたが、スタッフ達の適切なケアによってすぐに健康な状態を取り戻すことができました。

スタッフ達が『ミスター・マム』と名付けた猫はとても優しい性格で、常に子猫達のことを世話していました。「ミスター・マムは子猫達と非常に仲が良く、いつも子猫達に寄り添っています。彼は私達が子育てのサポートを始めると、感謝の気持ちを伝えてきました。」

保護施設のスタッフ達は子猫達の本当の母親を探し始めましたが、残念ながら見つけることはできませんでした。

「ビルの管理人は建物の周りで他の猫を見たことがありませんでした。ミスター・マムは子猫達と一緒に発見されましたが、どのように彼らが出会ったのかは誰にも分かりません。また子猫達の本当の母親がどこにいるのかも分かりませんでした。」

その後、子猫達が里子に出られるくらいに成長するまで、養育主さんの家で暮らすことになりました。一方のミスター・マムは子猫達の世話が終わったため、肩の力を抜いてリラックスしながら過ごし始めました。

ミスター・マムはこれから数日間、室内で暮らすための勉強をしてから生涯の家を探し始めるそうです。

そんなミスター・マムは背中を撫でられるのが大好きなようで、スタッフ達が近づいて来るたびにナデナデアピールをしてきました。また食いしん坊のミスター・マムは毎回出されるオヤツを全て平らげて、満足そうにしているそうです。

「ミスター・マムが守っていた子猫達は里子に出るための準備を整えるために、これから数週間養育主さんの家で過ごします。一方のミスター・マムはいつものんびりとしていて、ソファーでオヤツを食べながらリラックスしています。」

またミスター・マムは一日のほとんどの時間をベッドで寝ていて、室内生活に最高の幸せを感じているそうです。

ミスター・マムと子猫達の間に何があったのかは誰にも分かりませんが、サラさん達が確実に言えることが1つだけあります。それはミスター・マムと子猫達がもう二度と野外を彷徨い歩く必要がなく、これからずっと安全な家の中で幸せいっぱいの毎日が待っているということです(*´ω`*)
出典:communitycatclublovemeow

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