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保護施設で里親さんとの出会いを待っていた猫。200日間ドアの前に立ち続け、ついに最高の家族との出会いを果たす!

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昨年、『サッシー』という名前の猫がより良い生活を求めて、保護施設『エクスプロイツ・バレー・SPCA』に運ばれてきました。サッシーの推定年齢は3歳で、少し機嫌が悪そうでした。

サッシーは特徴的な形の右耳と、ふくよかで愛らしい顔を持っていて、思わず目が行ってしまうほどの存在感がありました。「サッシーは慌ただしい保護施設に連れて来られたことに腹を立てているようでした。彼女は新しい環境に馴染むまでに少し時間が必要でした」と保護施設のスタッフが言いました。

そのためスタッフ達はサッシーに安全で快適な広々とした部屋を用意しました。するとサッシーは次第に落ち着いていき、スタッフ達の愛情を受け入れ始めたのです。

サッシーは人間に慣れると部屋の中を探索するようになり、猫のルームメイトに会いました。サッシーは最初、他の猫達と距離を置いていましたが、時間が経つにつれて少しずつ近づいて行くようになり、最終的に他の猫達のことを受け入れました。

その後、サッシーは廊下に通じるガラスのドアを発見しました。するとサッシーはガラスの枠に前足を置きながら立ち上がって、人間が行き来する様子を観察し始めました。そして自然とその場所はサッシーにとって外の世界と自分をつなぐ大切な場所になりました。

サッシーは毎日ドアの前で過ごすようになり、誰かが部屋に入ってきて生涯の家に連れて行ってくれるのを待つようになりました。

「サッシーはあまり撫でられることが好きではなく、自分が決めた時にだけ抱きしめられたいタイプの猫です。また彼女は他の猫達と一緒に暮らすよりも、家の中の唯一の猫になりたいと思っていました。」

サッシーはそれから毎日、素敵な里親さんが迎えに来てくれるのを辛抱強く待ち続けました。そんなサッシーのそばにはスタッフ達が交代でやって来たため、サッシーが孤独を感じることはありませんでした。

「サッシーは6ヶ月間里親さんを待ち続けましたが、残念ながら出会いはありませんでした。そのため私達には彼女が少し落ち込んでいるように見えました。」

しかし、サッシーが保護施設に来てから約200日後、サッシーが待ち望んでいた瞬間がついにやって来たのです。

その日、サッシーの前にポーレットという名前の女性が現れました。ポーレットさんはサッシーのことをソーシャルメディア上で見つけ、すぐに心を奪われました。ポーレットさんはツンデレな性格の猫が好きだったため、サッシーのことを家に迎えたいと強く思いました。

そんなポーレットさんが保護施設を訪れると、すぐにサッシーが迎えてくれました。するとポーレットさんと家族はサッシーのことがさらに好きになり、家族の一員として迎えることに決めたのです。

現在、『モリー』と名前を変えたサッシーは、常に家族の注目の的になっています。どうやらモリーは新しい家がとっても気に入ったようで、すぐに家の中でリラックスし始めました。

さらにモリーは窓辺がお気に入りの場所になり、そこから窓の外を眺めることが好きになりました。また今のモリーは昼寝用の毛布をたくさん持っていて、甘えたくなった時に家族に愛情を求め始めるそうです。

「モリーが私達の家に来てから9日が経ちました。彼女は窓辺で昼寝をしたり、私達の後を追いかけたり、オモチャで遊んだり、ソファーで昼寝をしたりするのが大好きです」とポーレットさんが嬉しそうに話してくれました。

こうして保護施設に連れて来られた後、ドアの前でずっと里親さんを待っていたモリーは、最高の家族と出会うことができました。これからもモリーは好きな時に家族に甘えながら、快適な家の中で自由な時間を過ごしていくことでしょう(*´ω`*)
出典:EvspcaAdoptableslovemeow

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