人生に、もふもふを。

養育主さんと老猫が保護子猫の『陽気な声』を見つけるためのお手伝い。ふたりの優しさで子猫の毎日は幸せいっぱいに♡

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ある日、路上で独りぼっちになっていたハチワレの子猫が、地元の保護施設に運ばれてきました。生後約5週の子猫は痩せ細っていて、大きな耳と長いヒゲを持っていました。

その後、子猫は別の保護施設『ストレイ・キャット・アライアンス』に引き取られて、養育ボランティアのアリッサさんの家で過ごし始めました。

「私が子猫を迎え入れた時、彼女はとても小さくて恥ずかしがり屋で、怖がりながら威嚇してきました。でもオモチャで遊んで美味しいご飯でお腹を満たすと、徐々に落ち着いてきて、ゆっくりと自分の殻から出てきました」とアリッサさんが言いました。

そして、『ベティ・ブープ』と名付けられた子猫がもう物陰に隠れる必要がないことに気づくと、自らアリッサさんの元へと近づいてくるようになりました。さらにベティがたくさんのご飯と快適なベッドでリラックスすると、愛らしい個性が現れ始めました。

ベティはオモチャで遊んだり、熱心に何かを追いかけたりしている時に可愛い声を出します。その姿はとっても愛らしく、アリッサさんはいつも楽しい気持ちになるそうです。「ベティは私と一緒にオモチャで遊ぶのが好きで、オモチャに飛びつく前にいつもクラッキングしながら夢中でオモチャを見つめています。」

「ベティは現在、撫でられるとすぐに喉を鳴らし始めて、いっぱいかまって欲しそうにしてきます。彼女はとってもフレンドリーな子猫になり、人間と一緒に過ごせることに幸せを感じています。」

ベティはいつも魅力的な表情をしていて、それがベティの可愛らしさを倍増させているそうです。

その後、ベティは社会化のために老猫の『ミッキー』と一緒に過ごし始めました。「ミッキーは私が家に連れてくる全ての保護子猫達を温かく迎え入れて、毎回たくさんの愛情を注いでいます。そのためベティに出会った時も、すぐに優しく接し始めました。」

「ベティの方もミッキーが自分のことを愛してくれていることにすぐに気づきました。そのためベティはミッキーの後を追いかけて、抱きついて、同じベッドで一緒に眠るようになりました。」

ミッキーはベティに猫としての生き方や大切なルールを教え、人間と一緒に暮らすために必要なことを伝えました。

「ベティはいつも優しいミッキーから様々なことを学んでいます。ベティはミッキーのことが本当に好きで、ミッキーが近くにいないと落ち着かないようです。」

そんな愛情深いミッキーやアリッサさんのおかげで、ベティはいつも喉をゴロゴロと鳴らしている、元気いっぱいの子猫へと成長しました。ベティは相変わらずオモチャで遊ぶ時に可愛い声を出していて、『よく遊び、よく眠る』をモットーに楽しい毎日を送っているそうです。

ベティは2ヶ月間の養育期間を過ごし、里子に出る準備を整えました。ベティは自分を連れて行ってくれる生涯の家族との出会いを待っていて、出会った人全てに可愛い声で話しかけているそうです。

こうしてひとりで路上を彷徨い歩いていたベティは、アリッサさんの家で幸せな子猫へと成長しました。ベティは生涯の家族と一緒に過ごす時間が待ちきれないようで、いつもみんなに可愛い声を披露しているそうです。

「きっとベティを迎えた家族は、毎日の生活が驚くほど豊かになることでしょう」とアリッサさんが話してくれました。
出典:alycatsandfriendslovemeow

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