人生に、もふもふを。

非常に臆病で物陰から出てこなかった子猫。優しい女性に迎えられて人間の温かさを知ると、最高に幸せな猫へと変身する

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ある日、ずっと一緒に暮らしてきた愛猫の『ジャック』を失ったガブリエラさんは、その日から深い悲しみに暮れました。ガブリエラさんは少しでも悲しみを紛らわせようと、地元にあるいくつかの保護施設のSNSで猫達の投稿を見るようになりました。

そんな中、ガブリエラさんは保護施設『アビー・アンド・レイラズ・エンジェルス・キャット・レスキュー』のSNSで、野外で生まれた10週齢の3匹の子猫についての投稿に目が止まりました。

子猫達は母猫と離ればなれになっていたところを保護されて、そのまま保護施設へと運ばれてきました。その時の子猫達は全身がビショ濡れで、寒さで身体が震えていました。

子猫達は今までほとんど人間と接したことがなかったようで、人間のことを非常に怖がっていました。子猫達は誰も自分達に近づかせようとせず、誰かが近づいてくるたびに強く威嚇してきました。

臆病だった子猫出典:jimmyssunshinereport

子猫達は保護施設に来るとすぐに物陰に身を隠しました。子猫達はトイレとケージの壁の隙間に身を潜めて、人間が近づいてくるたびに威嚇してきたのです。

そんな子猫達の中に『ジミー』と名づけられた茶シロの子猫がいました。「施設のスタッフ達はジミーや兄弟が人間を強く拒否する姿を見て、家猫になることができるかを心配しました」とガブリエラさんが言いました。

スタッフ達は子猫達の信頼を得るために、なるべく多くの時間を子猫達と一緒に過ごすようになりました。その後もしばらく警戒を続けていた子猫達でしたが、スタッフ達のおかげで少しずつ気持ちが変わっていきました。

子猫達は毎日たくさんのご飯をくれる人間のことが気になっていき、人間がそんなに悪い生き物ではないことに気づき始めました。そして子猫達は自然と人間の愛情を受け入れるようになり、子猫達の瞳から徐々に警戒心が薄れていったのです。

「私は子猫達が人間のことを信頼していく姿をSNSで見守り続けていました。中でも私はジミーに強く惹かれました。ジミーの姿は私に愛猫のジャックのことを思い出させました。」

ガブリエラさんは保護施設に連絡を取って、まだ内気だったジミーを家族の一員として迎え入れました。その後、ガブリエラさんの家にやって来たジミーは、新しい環境に戸惑ってすぐに物陰に隠れてしまいました。

「ジミーが椅子の下に隠れている間、私は椅子の隣に座って、彼とお話しをしました。すると彼はゆっくりと椅子の下から出てきて、最後は私の膝の上に座りました。」

ジミーが新しい生活に徐々に慣れていっている間に、ジミーの2匹の兄弟にも生涯の家族が決まりました。ジミーは数日かけてガブリエラさんの家に順応すると、愛らしい個性を輝かせ始めました。

ジミーは自分の殻から出てきて、ハグが大好きな子猫になりました。ジミーは時間の経過と共に全身の毛が長くなっていき、ゴージャスなシッポを持ったフワフワの猫へと変わっていったのです。

ジミーは仰向けになりながら甘えてくるようになり、お腹を撫でられると嬉しそうに転がるようになりました。またジミーは家の至るところでガブリエラさんの後を追いかけて、ガブリエラさんの行動を観察するようになりました。

さらにジミーはアゴを撫でられると一瞬で幸せそうな表情になり、ソファーやダイニングテーブルで家族と一緒の時間を過ごすようになりました。

そんなジミーがハグ不足に陥ると、すぐにガブリエラさんの膝の上に登ってきて、強く抱きしめ始めるそうです。

「今のジミーはとっても甘えん坊で、驚くほどのお母さんっ子です。彼は家族のことを驚かせるのが大好きで、いつも突然物陰から飛び出してきます」とガブリエラさんが嬉しそうに話してくれました。

ジミーはいつも元気いっぱいに飛び跳ねて、オモチャをガブリエラさんのところに持ってきて、夢中になってフワフワしたものと格闘しています。最初はあんなに臆病だったジミーですが、今のジミーはいつも自信満々で愛情豊かなイタズラ好きの猫へと生まれ変わったのです。

ガブリエラさんは毎朝、ジミーの喉のゴロゴロ音と愛情いっぱいのハグで目を覚まし、夜になるとジミーを抱きしめながら眠りにつきます。ジミーはガブリエラさんの人生に大きな喜びをもたらし、ガブリエラさんの心の隙間を完全に埋めることができたのです。

これからもジミーは大好きなガブリエラさんと一緒に過ごしながら、ガブリエラさんの元にたくさんの幸せと笑顔を届け続けることでしょう(*´ェ`*)
出典:jimmyssunshinereportlovemeow

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