人生に、もふもふを。

路上での生活に別れを告げる準備を整え、子猫達と共にドアの外に現れた母猫。家の中に迎えられると毎日が幸せいっぱいに

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ある日、家のドアの外に母猫と生後4〜5ヶ月ほどの2匹の子猫が現れました。猫の親子はまるで路上での生活に別れを告げる準備ができているかのように、ガラス戸の外で一列に並んでいました。

ドアの外の猫の親子出典:kellyfosterkittens

少し前のこと、この家に住む家族がひとりで彷徨い歩く母猫の姿を見つけて、ご飯の準備をするようになりました。するとそれからしばらく経ったある日のこと、母猫が2匹の子猫達を連れてドアの外に現れたのです。家族は地元の保護施設『スパークル・キャット・レスキュー』に連絡をして、親子が安心して暮らせる家を見つけることができないかと尋ねました。

その後、スタッフ達が親子を保護すると、母猫が妊娠していることが分かりました。スタッフ達は母猫が安心して子育てができるように、別の保護施設『マーフィーズ・ロー・アニマル・レスキュー』のサラ・ケリーさんに助けを求めました。

一方の子猫達は生涯の家を見つけるのに十分な大きさだったため、保護施設で新しい里親さんを待つことになりました。子猫達は非常に仲が良く、常に一緒に行動していました。子猫達は容姿が似ているだけでなく、お互いにエネルギーを注ぎ合いながら、いつも一緒に遊び回っているそうです。

一方、養育主さんの家で過ごし始めた母猫は、『アリー』と名づけられました。アリーはすぐに養育主さんと友達になって、幸せそうに寄り添うようになりました。またとても甘えん坊なアリーは、人間のハグが大好きになりました。

「アリーはとっても甘い女の子で、いつも養育主さんの膝の上でとろけて、たくさんの愛情を求めてきます」とサラさんが言いました。

アリーは今、頭の上に風雨をしのげる屋根があることに大きな喜びを感じています。アリーは部屋にある全ての柔らかいものを自分のものだと主張して、いつもゴロゴロと喉を鳴らしながら、幸せそうに背中で転がっているのです。

またアリーは外の鳥を観察するのが好きで、日当たりの良い窓辺でくつろぎながら、窓の外の様子を興味深そうに観察しています。

さらにアリーは養育主さんが部屋に入ってくるたびに挨拶にやって来て、昼寝をするために養育主さんの腕の中で幸せそうに丸くなっているそうです。

「アリーが好きなことは温かい膝に寄り添ったり、愛情いっぱいにハグをしたりすることです。彼女は今の暮らしに心から満足していて、毎日柔らかいものをこね続けています。彼女は子猫達が生まれるまで、大好きな養育主さんの愛情を吸収し続けていくことでしょう。」

アリーは人間と一緒の生活が大好きで、完全に家猫として生きていく準備ができているのです。

「アリーは現在、子猫達が生まれてくるのを待っています。彼女は子猫達が十分に成長したら、素敵な里親さんの愛情に包まれながら、いつまでも幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう」とサラさんが嬉しそうに話してくれました。
出典:kellyfosterkittenslovemeow

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