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保護された時は白いあご髭を持っていた子猫。保護先で重い病気を乗り越えると、成長と共に徐々にあご髭が消えていく!

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先月末、保護施設『シェルビーズ・キトゥン・セーフハウス』の創設者のシェルビー・ソープさんが、獣医さんの治療を必要としている『フラワー』という名前の子猫を受け入れました。

「その日、獣医をしている私の友人が、保健所に入っている子猫を養育することができるかを尋ねてきました。その後、私の家にフラワーがやって来ました」とシェルビーさんが言いました。

「最初の頃のフラワーは非常に衰弱していて無気力でした。でも哺乳瓶からミルクを飲めるようになった時、私はもう彼女は大丈夫だろうと感じました。」

フラワーは白くて可愛いあご髭を持っていました。「フラワーの白いあご髭はおそらく、フィーバーコートによるものでしょう。」

この状態は母猫が妊娠中に熱を出したり、ストレスを感じたりした場合に子猫に現れることがあり、一時的に毛の色が本来とは違う色になります。

またフラワーは早急な治療が必要な目の感染症を患っていました。「時々、まぶたの後ろで感染症が発生することがあり、そのまま治療せずに放置していると、深刻な損傷が起こったり、失明をする可能性があります。」

シェルビーさんはフラワーの看護を続け、常に目を綺麗な状態に保ちました。最初の数日間、シェルビーさんは昼夜問わずミルクを飲ませて、細心の注意を払いながら世話を続けました。そのおかげでフラワーは何とか視力を失わずに済んだのです。

フラワーは保護から1週間で飛躍的に回復し、食欲が旺盛になり、全身からエネルギーが溢れ、健康的でふっくらとしたお腹を手に入れました。

非常に活発になったフラワーは、身の回りに興味を持つようになり、触られるとすぐにゴロゴロと喉を鳴らすようになりました。「今のフラワーはとっても元気で、欲しいものがある時は躊躇することなく話しかけてきます。」

「フラワーの強い意志にはいつも驚かされています。今の彼女の姿を見た人は、少し前までひどい感染症に苦しんでいたとは絶対に思わないでしょう。」

またフラワーの成長と共に、全体的にグレーがかっていた毛の色が黒くなっていきました。そして白かったあご髭は、数週間かけてゆっくりと消えていったのです。

シェルビーさんはフラワーに友達が必要なことを知っていたため、別の場所で保護された『ポーラー』を紹介しました。するとポーラーはすぐにフラワーを迎え入れて、オモチャで一緒に遊び始めました。

「フラワーはポーラーとプロレスごっこをしたり、ポーラーに寄り添うためにベッドに登るのが大好きです。フラワーは自分の3倍の大きさのポーラーといつも格闘しているため、とってもタフな子猫になることでしょう。ふたりはいつもペアで過ごしていて、ポーラーはフラワーのお母さんのような存在になっています。」

フラワーは病気の身体で保護されて以来、非常に険しい道のりを歩んできました。でも今のフラワーはとっても元気いっぱいで、自分が愛されていることを知っていて、毎日に幸せを感じながらすくすくと成長を続けているのです。

これからもフラワーはたくさんの愛情を感じながら、明るい未来に向かって歩み続けていくことでしょう(*´ω`*)
出典:fosterkittenlovelovemeow

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