人生に、もふもふを。

里子に出すはずが、そのまま家族の一員になった猫。家に来た全ての迷子の子猫達の母親になって、驚くほどの愛情を注ぐ!

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ある日、母親のいない独りぼっちのハチワレ子猫が路上で見つかりました。子猫は非常に体重が不足していて、人間との生活に慣らす必要がありました。

「私はこれまでに多くの子猫達を育ててきましたが、彼女ほど野生的な子猫はいませんでした。私はちゃんと彼女を育てられるか心配でしたが、養育に挑戦することにしました」と養育ボランティアのカーラさんが言いました。

「私が彼女を迎えに行くと、彼女は大きな声で叫び始めました。彼女は人間をとても怖がっていて、友達になるまでには1週間以上かかりました。」

カーラさんは子猫と信頼関係を結ぶために、食事の時間はいつもそばにいました。そして子猫を安心させるために、一緒に遊ぶ時間をたくさん作りました。

そのおかげで『カルバン』と名付けられた子猫はゆっくりとですが確実に、カーラさんのことを信頼していったのです。そしてついにカルバンは心を開き、カーラさんの後を追いかけるようになりました。

「動物病院での2回目の検査の時、獣医さん達はカルバンの様子が劇的に変化していることに気づいて、とても驚いていました。」

その後、カルバンがカーラさんの連れてきた保護子猫に出会うと、すぐに一緒に遊んで、幸せそうに寄り添い始めました。カーラさんはその様子を見て、カルバンには困っている子猫達に対する大きな愛情があることを知りました。

カルバンが避妊手術を終わらせて里子に出る準備を整えると、保護施設のスタッフがカルバンを迎えに来て、施設へと連れて帰りました。

「私はこれまでにたくさんの子猫達を育ててきましたが、里子に出すことを迷ったことは一度もありませんでした。でも今回は違っていました。カルバンが家からいなくなると、私は引き裂かれたような感覚を覚えました。私はその日の夜はほとんど眠れず、翌朝早くに保護施設に連絡をして、彼女を引き取りたいと伝えました。」

カーラさんはカルバンに不思議な力があるように感じていました。保護されたばかりの内気な子猫も、カルバンがそばに来るとすぐに落ち着き始めました。カルバンはいつも子猫達のことを気に掛けていて、常に子猫達が寂しさを感じないようにしていました。

「カルバンは子猫達を抱きしめながら昼寝をするのが大好きです。彼女は常に子猫達を清潔に保ち、子猫達が危険な目に遭わないようにいつも近くで見守っています。」

「カルバンは今までで最高のベビーシッターで、私は彼女のことをいつも信頼しています。」

カルバンはカーラさんの家族になってから1年半の間に、25匹以上の子猫を育ててきました。カルバンが世話をした子猫達の多くは母親と離ればなれになってしまった子猫で、カルバンを通して温かい愛情を見つけることができたのです。

「私の家には現在、3匹の保護子猫達がいます。子猫達はみんなカルバンのおかげで自分の殻を破り、新しい生活を楽しんでいます。」

「私は愛情いっぱいのカルバンのことが大好きです」とカーラさんが幸せそうに話してくれました。

こうして迷子になっていたカルバンは、優しい家族の元で新しい人生を始めることができました。カルバンはこれからも困った子猫達にたくさんの愛情を注ぎながら、カーラさんの元で幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:eccentrickittenslovemeow

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