人生に、もふもふを。

変わった模様の保護子猫。姉妹と共に病気を克服し、優しい女性と最高の家族になる!

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ある日、母親のいない子猫達が保護されて、新しい生活を送れるように地元の保護施設『レン・レスキューズ』へとやって来ました。子猫達はとても弱々しく、全身が土やノミに覆われていて、2〜3日ほどご飯を食べていないようでした。

すぐに動物病院に運ばれた子猫達は、そこで必要な治療を受けて養育ボランティアのアシュリーさんの家へとやって来ました。アシュリーさんは子猫達を元気な状態に戻すために24時間のケアを始めました。

アシュリーさんの家で室内生活を始めた子猫達の中に『アンティー・ウィスパーズ』と名づけられた子猫がいました。アンティーは顔に変わった模様があり、とても特徴的な姿をしていました。

アンティーは姉妹の茶白猫の『ローナ』にしがみついていることがよくありました。ふたりは最初から深い絆で結ばれていて、いつもそばで過ごしていました。

アシュリーさんの元で身体を回復させた子猫達は、別の養育ボランティアのエリンさんの家へと向かいました。そしてそこでさらに成長を続け、社交性を身につけための勉強を始めました。

生後4週を迎えた子猫達は、それぞれに個性が現れ始めました。子猫達は成長と共に好奇心が旺盛になり、みんなで一緒に床に転がりながら、レスリングを楽しむようになりました。

エリンさんと息子のクリス君は、無邪気でいつも元気いっぱいのアンティーとローナのために、広いベビーサークルを作ることにしました。

「ふたりは思いっきり遊び回るためのスペースを必要としていました。ふたりはまだオモチャが何のためのものか分かっていませんが、少しずつ理解してきているようです」とエリンさんが言いました。

ふたりはオモチャのことを学びながら、毎日団子状になって激しく遊び続けました。ふたりは一緒にお皿から食べることを学び、遊ぶ時はいつもお互いのことをマネしていました。

アンティーは保護された時からずっとローナよりも小さな身体をしていますが、身体のサイズを補うほどのたくさんのエネルギーに満ち溢れていました。

「アンティーは小柄なお姫様で、いつもローナと一緒に楽しそうに遊んでいます。ふたりはエネルギーを使い果たすと、寄り添いながら眠りにつきます。」

またアンティーは人間の首に寄り添うのが好きで、いつもエリンさんやクリス君の耳元で喉をゴロゴロと鳴らしています。一方のローナは膝の上で毛づくろいをするのが好きで、とても面倒見が良く、まるでお母さんのようにアンティーの頭からつま先までをグルーミングしているそうです。

ふたりは寄り添いながら成長し、若い猫になりました。随分と身体が大きくなったふたりは、成長と共にさらに絆を深めていったそうです。

その後、ふたりの里親募集が始まると、数週間後に完璧な里親さんが現れました。そしてその日、ふたりが思い描いていた夢がついに実現したのです。

里親さんになったのは看護師をしている女性で、とっても仲良しなふたりの姿に一瞬で恋をしたそうです。

生涯の家で暮らし始めたふたりは名前を『ミス・スピンク(アンティー)』と『ミス・フォーシブル(ローナ)』に変えました。ふたりは新しい家でも相変わらずいつも一緒で、新しいお母さんにたくさんの喜びと笑いを届け続けているそうです。

「ふたりは私の一日の終わりを照らす小さな太陽です。私はもう彼ら無しの人生は考えられません」とふたりの新しいお母さんが幸せそうに話してくれました。

こうして母親のいない状態で保護されたふたりは、みんなのおかげで最高の暮らしを手に入れることができました。これからもふたりはお互いに愛情を注ぎ合いながら、優しいお母さんと共に幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:catasticalmeowslovemeow

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