人生に、もふもふを。

危険な状態から救い出された保護子猫。助けてくれた女性のそばから離れずに、たくさんの愛情を返す姿に心が温まる(*´ェ`*)

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ある日、4匹の幼い子猫達が保健所へと運ばれて来ました。子猫達の窮状を知った地元の保護施設のスタッフ達は、すぐに子猫達を迎えに行き、養育ボランティアさんに養育をお願いしました。

4匹の子猫達のうち『ポーリー』と名づけられた子猫は、兄弟よりも身体が弱く、生きることに苦労していました。ポーリーの兄弟はすぐに元気を取り戻しましたが、ポーリーだけは日に日に体調が悪化していったのです。そこで危険な状態の子猫を専門に養育するパトリシア・リカさんが、ポーリーの世話を引き受けることになりました。

「子猫達を養育していた女性は、ポーリーを1対1で看護できる人を探していました。私は話を聞くとすぐにポーリーを迎えに行きました」とパトリシアさんが言いました。

「ポーリーは低体重で非常に衰弱していて、低血圧で上気道感染症を患っていました。私は彼女に抗生物質を与え、つきっきりで看護を続けました。彼女はとても弱く、無気力だったため、私はもう手遅れかもしれないと心配しました。」

ポーリーは6週齢でしたが、体重は僅か225gほどしかありませんでした。獣医さんには命をつなぐ確率が非常に低いと診断されましたが、ポーリーは生きることを決して諦めず、パトリシアさんの世話にいつも感謝していました。パトリシアさんは寝室に小さな猫用の家を設置して、昼夜問わずポーリーの状態を確認し続けました。

「ポーリーは辛い状況の中でも甘く、抱きしめられることを愛していました。彼女は生まれた時から後ろ足の先がありませんが、一生懸命に歩いています。」

その後、パトリシアさんの献身的な看護のおかげで、ポーリーはついに回復へと向かい始め、徐々にエネルギーを取り戻していきました。それと同時に少しずつ好奇心が増していき、部屋の中を歩き回るようになりました。

ポーリーは自然と優しいパトリシアさんのことが好きになり、いつもパトリシアさんの後を追いかけるようになりました。

またポーリーは毎朝パトリシアさんを起こして、嬉しそうに挨拶をするようになりました。さらに夜になると枕に寄り添ってきて、かくれんぼをしながらパトリシアさんと一緒に眠りにつくそうです。

ポーリーは3本の足で移動しますが、自分が他の子猫と違っているとは思っていません。ポーリーはみんなと同じように歩いたり、走ったり、遊んだりすることができるのです。

「ポーリーは猫の仲間との暮らしを楽しんでいて、犬と過ごす時間も好きです。彼女は足に障がいがありますが、いつも高いところに登ったり、元気いっぱいに動き回ったりしています。」

「ポーリーは病気から完全に立ち直りました。彼女はとっても愛らしい赤ちゃんで、いつも私のことを笑顔にしてくれます。彼女は私のベッドを走り回ったり、枕の間に隠れたり、ハイタッチするのが大好きです。」

すっかり新しい生活に馴染んだポーリーは、家の中の管理者になりました。ポーリーはパトリシアさんのすること全てに興味を持っていて、いつも愛らしい瞳で家中をチェックしているそうです。

ポーリーはパトリシアさんの家に来て以来、大きな進歩を遂げました。ポーリーは現在、毎日の生活に心から幸せを感じていて、いつも家中を探索しながら溢れる好奇心を満たしているのです。

こうして生死の境から助け出されたポーリーは、パトリシアさんのおかげで新しい人生を歩み始めることができました。ポーリーはこれからもパトリシアさんにたくさんの愛情を返しながら、元気いっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:fosterkittensvegaslovemeow

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