ある日、動物保護団体『キティ・クルセイド』のケリー・ローレンスさんが重傷の子猫を保健所から救い出すため、高速道路を走行していました。すると道路の脇に何かの塊を発見したのです。ケリーさんはすぐにそれが幼い子猫だと分かりました。
ケリーさんは急いで車を止めると、心の中で「驚いて車道に飛び出さないでね」と祈りながら、子猫にゆっくりと近づいて行きました。
多くの車が走り抜ける中、子猫は動けずに怯えていました。子猫はケリーさんの気配に気づき、少しだけ頭を上げましたが、それ以上は動きませんでした。子猫はとても衰弱していたため、動く力が残っていなかったのです。
ケリーさんは子猫を優しく毛布で包むと、キャリーケースの中へと入れました。
出典:justinfiresurvivor
「子猫は私が安全な場所に連れて行くことを許してくれました。子猫がどのようにして6車線の高速道路を渡ったのかは分かりませんが、偶然子猫に出会い、命を救うことができて本当に良かったと思っています」とケリーさんは言いました。
子猫はその後、『デイブ』と名づけられました。デイブは病気を患い、とても空腹でしたが、助けてもらったことに感謝しているようで、ケリーさんに撫でられると幸せそうに喉を鳴らしてきたそうです。
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デイブの救出の後、ケリーさんは保健所から怪我をした子猫の『ミア』を引き取り、2匹を動物病院へと連れて行きました。
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こうして子猫達の人生は、愛情深いケリーさんのおかげで大きく変わったのです。
デイブの保護の様子はこちら。
その日以来、デイブとミアは毎日喉を鳴らし続けています。デイブは日に日に体重を増やし、閉じられていた目も開き始めました。
そして、2週間後。
「デイブの右目はすっかり治り、両目とも大きく開くことができるようになりました。デイブはいつも元気いっぱいで、毎日をとても幸せそうに過ごしています。」
一方のミアも怪我を完治させ、すっかり元気を取り戻しました。ミアは先に新しい里親さんを見つけて、生涯の家へと旅立って行きました。
そして、養育主さんの力を借りながらすくすくと成長したデイブは、オモチャで遊ぶのが大好きな、とっても甘えん坊さんになりました。
そんな愛らしいデイブの姿に一目惚れした家族が、デイブを家族の一員として迎えたそうです♪
こうしてケリーさんの温かい愛情によって、デイブとミアは命をつなぐことができました。家猫として新しい人生を歩き始めた子猫達は、これからもたくさんの愛情を注がれながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
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