人生に、もふもふを。

とても気難しかった性格に大きな変化が。耳を失ったことで優しさと幸せを取り戻した老猫に胸が熱くなる

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ある日、老猫の『エディー』は野良猫のコロニーにいるところを発見されました。エディーを見つけた女性は、すぐに地元の保護施設へと連れて行きました。

施設に入ったエディーはとても気難しくて、誰にも身体を触らせてくれませんでした。しかし、それからしばらくすると、施設のスタッフはエディーが慢性的で重度の耳感染症にかかっていることに気づいたのです。エディーの病気を治すには、外耳道と呼ばれる鼓膜へ通じる部分を切除する必要がありました。

2015年の初めにエディーは耳の手術を受けました。またエディーは歯周病もひどかったため、同じ時期に全ての歯を取り除いたそうです。

手術の後、エディーの性格が変わり始めました。

エディーは痛みや不快感から解放されて、甘くて親しみやすい猫へと変わっていったのです。すっかり人間好きになったエディーは、スタッフの肩や膝の上に乗りながら、幸せそうに喉を鳴らすようになりました。スタッフはそのあまりの変化に「まるで別猫のようだ」と驚いたそうです。

そんな中、エディーのいる施設をジェニファーさんが訪れました。ジェニファーさんはエディーを一目見て、家族に迎えることに決めたそうです。

エディーが新しい家に着くと、保護猫の『デイジー』と出会いました。ふたりはとても相性が良かったようで、すぐに意気投合し、いつも一緒にいるようになりました。

そして2016年の夏、ジェニファーさんはエディーが耳をしきりに気にしていることに気づきました。すぐに獣医さんに診てもらったところ、エディーの耳に悪性の腫瘍が見つかったのです。このまま放っておくとエディーの命が危ないと分かったジェニファーさんは、エディーの耳を完全に切除してもらうことに決めました。

その後、手術を乗り越えたエディーは、かゆみや痛みから完全に解放されました。

エディーは耳を失い、音も聞こえませんが、とても幸せな毎日を過ごしています。

エディーはオヤツの時間とお腹のマッサージ、そして妹のデイジーと昼寝をするのが大好きなのだそうです。

「私はエディーと同じ時間を過ごせることにとても幸せを感じています。そして、エディーが私達を迎え入れてくれたことにいつも感謝しています」とジェニファーさんは話してくれました。

エディーは両耳を失ってしまいましたが、静かで温かい暮らしを手に入れることができました。エディーはこれからも、優しいジェニファーさんにたくさんの愛情を注がれながら、デイジーと一緒に幸せな毎日を送っていくことでしょう。
出典:eddie_the_lilac_lionlovemeow

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