人生に、もふもふを。

道路脇でうずくまっていた病気の子猫。心配した女性が車を止めると、大きな声で鳴きながら助けを求めて駆け寄ってきた

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ある日、保護施設『アニマル・フレンズ・プロジェクト』の創設者のカルメン・ワインバーグさんが駐車場の近くを運転していると、1匹の子猫を発見しました。

「私は別の猫に薬を届けるために、駐車場の近くに向かっていました。そして私が大通りを運転していると、道路脇でうずくまっている子猫の姿を見つけました」とカルメンさんは言いました。

カルメンさんの車が近づいてきても、子猫はそこから動く気配がありませんでした。心配になったカルメンさんは車を止めて、子猫に近づこうとしました。すると子猫が立ち上がって、大きな声で鳴きながら、真っ直ぐに近づいてきたのです。

カルメンさんは最初、子猫のお腹が大きく見えたため、妊娠中の猫かもしれないと思ったそうです。しかし、近づいてきた猫の姿を見て、子猫だと確信しました。

「私は子猫が疥癬(かいせん。ヒゼンダニの寄生による皮膚感染症)を患っていて、胃が大きく膨らんでいることに気づきました。私は彼女の病気を治すために、彼女を保護することに決めました。」

カルメンさんは子猫に『エンジェル』と名づけました。カルメンさんは誰かがエンジェルを探しているかもしれないと思い、念のため迷子猫のページにエンジェルのことを書き込んだそうです。

エンジェルの全身はノミとダニで覆われていて、お腹の中には虫がいました。エンジェルはずっと必要としていたお風呂と薬(疥癬やお腹の虫の駆除薬)、さらにたくさんのご飯でお腹を満たすと、明らかに様子が変わりました。そして自然とエンジェルは、幸せそうに喉をゴロゴロと鳴らし始めたのです。

そして1ヶ月後、エンジェルの人生は180度変わりました。エンジェルは新しい生活にとても満足していて、喉のゴロゴロが止まらなくなったそうです。

「エンジェルは疥癬によるかゆみが治り、抜けていた毛が徐々に生え揃ってきました。彼女のお腹から虫がいなくなると、お腹の膨らみもなくなりました。私は彼女がオモチャで遊んでいる姿に、いつも大きな喜びを感じています。」

カルメンさんのおかげですっかり甘えん坊になったエンジェルは、いつもカルメンさんに愛情と抱っこを要求してくるそうです。「エンジェルはとっても可愛い女の子です。私は彼女のおねだりを断ることができません。」

その後、エンジェルはカルメンさんの家から養育主さんの家へと移りました。これからさらにエンジェルが成長したら、いよいよ里親さん探しが始まるそうです。

エンジェルは生まれてから数ヶ月間、ずっと路上を彷徨い歩いてきましたが、カルメンさんの優しさで、まるで別猫へと生まれ変わりました。今のエンジェルは健康で、幸せで、家の中での暮らしを存分に楽しんでいるのです。

とっても愛らしいエンジェルは、これから出会う家族にも、たくさんの幸せを届け続けることでしょう(*´ω`*)
出典:animalfriendsprojectlovemeow

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