猫の『エンバー』は重い病気で我が子を失った後、深い悲しみの中にいました。一方、子猫の『フレーム』は街中で保護され、保護施設『アトランタ・ヒューマン・ソサエティ』へとやって来ました。
フレームは施設に到着してすぐに、養育主さんの家に預けられました。フレームは幼くして母親を亡くし、ひとりで生きていくには、あまりにも幼すぎたのです。
その後、施設のスタッフはフレームをエンバーと一緒にできないかと考え始めました。そして、スタッフは保護主さんの家でふたりを会わせてみました。
出典:atlantahumane
「エンバーは一瞬でフレームを受け入れました。エンバーはすぐにフレームを抱きしめて、全身の毛づくろいし、ご飯を食べるように促したのです。その姿はとても魅力的でした」とスタッフのクリスティーナ・ヒルさんは幸せそうに話してくれました。
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エンバーはフレームのことを、まるで我が子のように育て始めました。一方のフレームはエンバーに母親の愛情を感じました。ふたりは明らかにお互いのことを必要としていたのです。
その姿を見たスタッフは、ふたりを一緒に引き取ってくれる里親さんを探すことを決心したそうです。
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ふたりが出会った瞬間から、フレームの喜ぶ姿がエンバーの心を満たし始めました。そして、エンバーは常にフレームを安心させるために、自分の胸の中でフレームを温め続けたのです。ふたりはいつも喉を鳴らしながら、幸せそうに寄り添っているそうです。
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「エンバーは自分の赤ちゃんを失い、深い悲しみに暮れていました。そしてフレームは母親を失い、寂しそうに鳴いていました。私達はふたりが出会ったのは、偶然ではなく、運命だったのではないかと思っています。」
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「フレームは現在、養育主さんの家で人間と一緒に暮らす方法を学んでいます。そして、エンバーはいつもフレームのそばにいて、フレームの成長を温かく見守っています。」
こうしてお互いに悲しみに暮れていたふたりは、運命の出会いを果たし、親子の絆で結ばれました。これから先、ふたりが離れることはありません。
その後、新しい里親さんの元へと旅立っていったふたりは、お互いに愛情を注ぎ合いながら、幸せな毎日を送っているそうです(*´ェ`*)
出典:atlantahumane/lovemeow