先月のこと、サウスカロライナ州コロンビア警察署に、1匹の野良の子猫が迷い込んできました。子猫はとても人懐っこい性格で、警察署の署員達はすぐに子猫と仲良くなったそうです。
出典:facebook.com
子猫は署内を探索した後、署員達の足にすり寄ってきました。そして、デスクワークの手伝いをするために、デスクの上に登ってきたのです。
「子猫は署内に入ってきて、私達に話しかけてきました。もしかすると子猫は、署内に犬の写真のポスターがたくさん貼られていましたが猫の写真がなかったため、抗議しに来たのかもしれません」と警察署はSNSに書き込みました。
出典:facebook.com
署員達は愛らしい子猫に『キングスリー』と名づけました。
キングスリーは様々な部署に忍び込んで、次々とみんなの心をとりこにしていきました。そして、軽々とテーブルの上に飛び乗って、署員と一緒に自撮りすることに決めたのです。
出典:facebook.com
キングスリーは署員の肩に手を置き、慣れた感じでカメラを見上げました。こうして撮られた写真は、完璧な一枚に仕上がったのです♪
出典:facebook.com
その後、署員達はキングスリーを動物病院に連れて行きましたが、マイクロチップを見つけることはできませんでした。また、誰も飼い主だという人が現れなかったため、動物好きのブランドン・モンゴメリー巡査が家族に迎えたいと申し出たそうです。
出典:facebook.com
ブランドン巡査の家には元々、先住犬と2匹の先住猫が住んでいましたが、先住犬の方はすぐにキングスリーと仲良くなりました。現在はキングスリーと2匹の先住猫が友達になれるように、ゆっくりと慣らしている最中だそうです。
ちなみに生涯の家に着いたキングスリーは、さっそく新しい家族と一緒に素敵な自撮りのポーズを決めたそうです♪
出典:facebook.com
こうして警察署に入ってきたキングスリーは、無事に新しい家を見つけることができました。署員達はみんなキングスリーがどこからやって来たのか知りませんが、キングスリーの方はどこに行けば家を見つけることができるのかを、ちゃんと知っていたのかもしれませんね(*´ω`*)