生まれて間もなく保護された子猫の『リゾ』は、兄弟よりも2日早く生まれ、通常の新生児の半分ほどの大きさしかありませんでした。しかし、保護施設『ナショナル・キトゥン・コウリション』に運び込まれたリゾは、その強い生命力で命をつなぐことができたのです。
施設のスタッフはこれまでに多くの子猫を育ててきた、スーザン・スポールディングさんの家に子猫を連れて行きました。その後、スーザンさんが24時間体制で体温を調整し、看護を続けると、69gだった体重は1日で20g増えたそうです。
そして2週間後に、リゾの目が開き始めました。
スーザンさんはこれから先、リゾの毛の色が徐々に変化していくと言います。
「母猫が妊娠中に感染症などで高熱が出た場合、子猫の毛の色が変化します。リゾの毛は銀色ですが、最終的には黒くになるでしょう。」
「私は今までに多くの子猫を育ててきましたが、その中に数匹ほどリゾのような子猫がいました。彼らはみんな、最初の頃はシャム猫のような色をしていましたが、最後は全員が黒くなりました。」
こちらは毛布の中で動くリゾの姿です。 (動画)
Little Rizzo came into foster as a two-day preemie just hours old, but now, at almost two weeks, is thriving. His coloring is called a "fever coat" and happens when the mother cat is ill with a high fever during pregnancy. The silver portion of his fur will eventually turn black. Just as with Siamese points, which are due to a temperature sensitive gene, the coloring shows darker on his extremities because their temperature is cooler.
#NationalKittenCoalition #kittenfostering #kittenseason #kittenloveNational Kitten Coalitionさんの投稿 2017年6月4日
少し成長したリゾは、スーザンさんの家で別の保護子猫と結びつきました。 (動画)
Rizzo and Zoey…I think the introductions went well. Roseann Forbes Natalie Yates Donna Weaver
Susan Cooksey Spauldingさんの投稿 2017年6月10日
「リゾは胸と顔とつま先に白い毛を持っているので、成長したらハンサムなタキシード猫に成長することでしょう。」
「彼の毛は現在、ゆっくりと本来の色を取り戻しつつあります。成長と共に彼がどのような変化していくのかとても楽しみです」とスタッフは言いました。
そして、保護から2ヶ月後。
あんなに小さかったリゾは、ライオンのようなタテガミのある、フワフワの子猫に成長しました。とっても社交的になったリゾは、新しい里親さんのところに旅立つ日が待ち遠しいようです♪
こうして未熟児で生まれたリゾは、スーザンさんのおかげで大きく成長することができました。これからリゾは新しい家へと旅立っていきますが、きっと毛色の変化で、新しい里親さんを驚かしていくことでしょう(*´ω`*)
出典:facebook.com