ゴザーは、「重度の感染症を患っているため、安楽死させて欲しい」と、動物病院に届けられた子猫でした。
もちろん獣医さん達はそれを拒否しました。そして、一人の女性の獣医さんが、悲しそうな顔をするゴザーを見て、やるべきことは一つしかないと思ったのです。
女性は病気のゴザーを家に連れて帰りました。
その女性は最近、長年いっしょに暮してきた愛猫を失ったばかりでした。そのため、悲しい最期を迎えようとしていた子猫を幸せにしてあげたかったのです。
ゴザーの感染症は、重度の上部気道感染症だと分かりました。ウィルスや細菌による感染症で、重度の場合40度ほどの熱が続き、子猫がかかると命取りになることもあるそうです。ゴザーは感染症の影響で身体のいくつかの場所で毛が抜け落ちていました。
女性は家族といっしょに必死の看病を続けました。そして、ついにゴザーは病に打ち勝ったのです!
それから2年後。
ゴザーは今でも健康に暮しています。
ゴザーは、女性が今まで飼ってきた猫の中で、一番ユニークな猫だそうです。ゴザーは顔は「七変化」するそうで、見る時によって全く別の猫に見えるのです。そんなゴザーですが、他の動物達との相性はピッタリで、元々この家に住んでいた犬や猫、フェレット達ととても仲良く暮しているそうです。
ゴザーのチャームポイントは、その寄り目がちな目です。女性もその目が大好きなのだとか。
こちらはゴザーが拒否しているときの顔です!
そして、こちらが好奇心全開の顔です♪
先日、2歳の誕生日を迎えたゴザーは、今も住み慣れた家で幸せな毎日を送っているそうです♪
こうして優しい家族のおかげで一命を取り留めたゴザーは、とってもお茶目な猫に成長しました。表情豊かなゴザーを見ているだけで、家族みんな自然と笑顔になるそうです。どうやらゴザーは、命の恩人にたくさんの恩返しをしているようですね♪
出典:reddit.com