人生に、もふもふを。

保護施設に二度も返されてしまった老猫。2年半待った後、ついに夢の家族が現れて、幸せいっぱいの毎日が始まる (*´ェ`*)

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ある日、飼い主さんが亡くなったため、猫の『ヴァリ』が保護施設『コミュニティ・キャット・クラブ』に連れて来られました。ヴァリはすぐに新しい家族を探し始めましたが、生涯の家が見つかるまでには非常に長い時間がかかりました。

そんな状況だったにもかかわらず、ヴァリはいつも愛らしい歯を見せながら微笑んでいて、その笑顔が消えることはありませんでした。施設に来た時のヴァリは年齢が10歳くらいで、いつものんびりとしていて、とても愛らしく、ブラッシングが大好きでした。

ヴァリは周りの人達を笑顔にして、部屋の中を明るく照らす才能の持ち主でした。

見つめる子猫出典:communitycatclub

「ヴァリはとってもフレンドリーで甘えん坊な猫で、撫でられるとすぐに喉をゴロゴロと鳴らし始めます。ヴァリは人の後をついて回って、よく歯を見せながら微笑んでいます」と保護施設のスタッフが言いました。

そんな愛らしいヴァリですが、なかなか新しい家族が現れませんでした。そして半年が経っても家族が見つからなかったため、スタッフ達は養育主さんの家にいたヴァリを保護施設に移して、みんなの注目を集められるようにしました。ヴァリは毎日ガラス窓のそばに座って、自分の前を通り過ぎていく人達のことを見つめていました。

ヴァリは自分の力で家を見つけようとして、訪問者が現れるたびに愛らしい声で挨拶をすると、みんなの注目を集めるために何度もガラスを叩きました。

さらにソーシャルメディアの助けも借りて、ヴァリは施設に来てから約1週間後に里子に出ましたが、新しい家での生活は長くは続きませんでした。

2ヶ月後、ヴァリは再び施設に戻ってきて、里親探しをゼロからやり直すことになりました。「残念ながら新しい家はヴァリにとって最適な場所ではありませんでした。家族は何とか上手くやろうとしましたが、ヴァリは他の動物がいない家を強く望んでいるようでした。」

そして再び養育主さんの家に戻ってきたヴァリは、家に着いた瞬間に養育主さんのそばで落ち着いて、養育主さんとの交流を楽しみ始めました。ヴァリは一日中喉を鳴らして、養育主さんのそばから離れようとはしませんでした。

それから数ヶ月後、ヴァリは再び施設を後にして、新しい家で生活し始めました。スタッフ達はヴァリの新しい生活がずっと続いて欲しいと願いましたが、残念ながらヴァリは再び施設に戻ってきてしまいました。

「ヴァリは里子に出ましたが、里親になった人の生活状況が大きく変わったため、彼女を飼うことができなくなってしまいました。そのため彼女は再び私達のところに戻ってきました。」

その後、12歳になったヴァリですが、幸いなことにいつも元気そうにしていて、相変わらず喉をゴロゴロと鳴らしたり、愛らしい声でお話ししたりしながら養育主さんに寄り添い続けています。ヴァリはいつも養育主さんの後をついて回って、どこに行く時も特徴的な笑顔を浮かべていました。

「ヴァリは誰かが自分を家に迎えてくれることを願って、いつも最高の笑顔を見せてくれています。」

とても人間好きのヴァリはいつまでも幸せに暮らせる家が見つかることを夢見て、人間と過ごす一瞬一瞬を大切にしていました。そんなヴァリのためにスタッフ達は絶対に生涯の家を見つけることを決心していました。

そしてヴァリが施設に来てから2年半が経った時、ついに夢の家族に出会うことができたのです。新しい両親はヴァリが自分達の家にピッタリだと感じて、両手を広げてヴァリを歓迎しました。

ヴァリは自分が家族にとって特別な存在であることを非常に喜んでいて、家族と一緒にソファでくつろぎながらゴロゴロと喉を鳴らしています。またヴァリは窓辺がお気に入りのスポットになって、そこで小さな動物や近所の人達を観察したり、暖かい日差しを浴びながら最高の幸せに包まれているのです。

「ヴァリは既に以前からずっとこの家で暮らしていたかのように、いつもリラックスしながら過ごしています。私達はヴァリが最高の家族に出会えたことに心から感謝しています」と保護施設のスタッフが嬉しそうに話してくれました。

こうして保護施設に二度も返されてしまったヴァリは、ついに生涯の家を見つけることができました。今のヴァリは家族の愛情を全身で吸収しながら、穏やかで幸せいっぱいの毎日を送っているのです。
出典:communitycatclublovemeow

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