ある日、路上から保護されたばかりの猫が、『パンプキン』と兄弟を出産しました。猫を保護した家族は最初、猫の親子全員に新しい家を見つけようと考えていましたが、パンプキンと兄弟の『ムスタチオ』をどうしても手放すことができなかったため、正式に家族の一員として迎えることに決めました。
家族はパンプキンが少し成長すると、軽度の小脳形成不全を患っていることに気づきました。それはパンプキンの身体の動きと奥行きの知覚に影響を与えましたが、それがパンプキンの冒険を止めることはありませんでした。
「パンプキンは少し不器用で、走る姿は競歩のように見えます。彼は前足を片方ずつしかあげることができません」と飼い主のティアさんが言いました。
そんなパンプキンですが家の外に出るのが大好きで、いつも家族と一緒に冒険に出かけて、ハイキングやカヤックを楽しんでいるそうです。
そんなある日のこと、ティアさんと妹が初めてパンプキンをビーチに連れて行きました。するとパンプキンは初めてのビーチに興奮して、楽しそうに遊び始めました。
しかし、海風が強くなり始めるとパンプキンの反応が一変したのです!
「パンプキンはビーチが大好きでしたが、どうやら海風は好きではなかったようです。彼がその時見せた顔はこれまでに見たことがない顔だったため、思わずカメラで撮影してしまいました。」
強い海風が当たると途端に表情が早変わりするパンプキン。
その妙な表情に思わずティアさん達は笑いが止まらなくなってしまったそうです。
パンプキンはその日、海風に対して強く言いたいことがあるようでした。そして、その心の声がそのまま表情に漏れ出てしまったのです!
その日以降もパンプキンはビーチに何度も足を運び、楽しそうに遊んだり走り回ったりしています。でもやっぱり今のところ海風が好きになる気配は全くないそうです(*´ェ`*)
出典:iispumpkincat/thedodo