目の不自由な猫の『マゴー』は生まれてから2年間、多くの車が行き交う街の中で生きてきました。マゴーは小眼球症のため、生まれた時から視力がありませんでした。
マゴーは僅かな光を頼りに、何とか生き抜いてきたのです。
「保護された時のマゴーはほとんどご飯を食べていなかったようで、栄養失調と脱水症状に陥っていました」と飼い主のコリーン・アンシュタットさんが言いました。
街の中で保護されたマゴーは目の不自由な猫のための保護施設で、里親さんを探すことになりました。その後、コリーンさんが施設のサイトでマゴーを見つけて、引き取ることに決めたそうです。
コリーンさんは施設のスタッフと何度も電話やメールでやりとりを行い、ついにマゴーを家に迎えることができました。
マゴーが新しい家に引っ越してから3日後。新しい環境に次第に慣れてきたマゴーは、コリーンさんに寄り添い始めました。
そして、3ヵ月後。マゴーは家の中の全てを記憶したようで、他の猫と同じように走り回るようになりました。その姿を見たコリーンさんは、マゴーの進歩と能力にとても驚いたそうです。
マゴーの目はほとんど見えませんが、自分が他の猫と違っているとは思っていません。マゴーは嗅覚や聴覚などで視覚を完全に補っていて、まるで見えているかのように行動することができるのです。
安全な家の中で暮らし始めたマゴーはすぐに人間用のベッドが好きになり、コリーンさんと一緒にベッドを分かち合うようになりました。
こちらは蝶ネクタイ姿でおすましするマゴーの様子です。どうやらマゴーは自分がハンサムなことを知っているようです♪
すっかり家の環境に馴染んだマゴーは、今では完全に家の中の王様になっているそうです(*´ω`*)
マゴーは優しい家族にたくさんの愛情を注がれながら、最高に幸せな日々を送っているのです♪
こうして路上で暮らしてきたマゴーは、コリーンさんの元で新しい人生を始めることができました。幸せな日常を手に入れたマゴーは、これからも大好きな家族と共に、何不自由ない生活を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:mrmagoowho/lovemeow