シェア
ツイート
送るある日、家の周りを彷徨い歩く1匹の野良猫が発見されました。猫のことを心配した家族がご飯の世話を始めると、猫はお腹を満たすために何度も家族の元へと戻ってきました。
そして先月末のこと、家族のところにやって来た猫が普段とは違う行動に出ました。「その行動は後に、子猫達を出産した猫が家族に助けを求めようとしていたことが分かりました」と保護施設『レン・レスキューズ』で養育ボランティアをしているジェン・マーダーさんが言いました。
家族が猫の後についていくと、庭の片隅に産まれたばかりの子猫達がいて、その内の2匹が非常に危険な状態に陥っていることが分かりました。「家族はすぐに猫の親子を自宅へと連れて帰り、加熱パッドで子猫達を温め始めました。」
ジェンさんはSNSで『猫の親子を助けて欲しい』という投稿を見て、すぐに親子を受け入れることを決めました。「私は親子が保護された翌日に、親子を迎えに行きました。」
「子猫達は産まれたばかりで非常に小さな身体をしていました。母猫はとても友好的で甘く、家に着くとすぐに喉を鳴らし始めました。」
『クイーン・ビー』と名づけられた母猫は、年齢が約1歳の若いお母さんでした。クイーン・ビーは安全な環境で過ごせることに大きな喜びを感じたようで、快適なベッドの中で子猫達に寄り添いながら、大きな音でゴロゴロと喉を鳴らしていました。
クイーン・ビーは常に子猫達に気を配り、いつも子猫達のお腹がいっぱいになっていることを確認していました。
出典：jenfosterskittens
その後、ジェンさんや獣医さん達の助けを借りながら、子猫達は徐々に元気を取り戻していきました。そして子猫達は成長と共に目を開き、好奇心が日に日に増していきました。そんな子猫達のことをクイーン・ビーはいつもそばで見守っていました。
クイーン・ビーは子猫達の鳴き声にすぐに反応し、子猫達にたくさんの愛情を注ぎ始めました。「クイーン・ビーは常に子猫達を優しく世話しています。彼女は子育てに少しでも多くの時間を使うために、毎回急いでご飯を食べています。」
出典：jenfosterskittens
「子猫達が大きくなるにつれて、クイーン・ビーはベッドから出てくるようになり、少しずつ私と一緒に過ごすようになりました。彼女は私の周りをグルグルと回って、足に擦り寄るのが大好きです。彼女はとても愛らしい猫で、人間と過ごす時間に大きな幸せを感じています。」
子猫達はそれぞれ『バンブル・ビー』『ワーカー・ビー』『ビジー・ビー』と名づけられました。子猫達は生後3週で1ポンド(約453g)に到達しました。
子猫達は飛躍的に成長を続けていて、毎日を楽しそうに過ごしています。子猫達はベッドの外を歩き回りながら、足の使い方を学んでいるそうです。
クイーン・ビーは家の中が子猫達にとって安全な場所だということを知っていて、ノンストップで喉を鳴らしています。クイーン・ビーは子猫達が授乳中に眠りにつくと、柔らかいベッドをいつまでも幸せそうにこね続けているそうです。
出典：jenfosterskittens
「クイーン・ビーはとても素晴らしいお母さんで、決して子猫達から遠く離れることはありません。彼女はいつも子猫達を抱きしめていて、その愛らしい姿が私の心を一瞬で溶かします」とジェンさんが嬉しそうに話してくれました。
出典：jenfosterskittens
こうしてずっと野外で生きてきたクイーン・ビーは、優しい家族のおかげで新しい人生を歩み始めることができました。安全な家に辿り着いたクイーン・ビーは、ようやく心からくつろげるようになり、室内での生活にたくさんの幸せを感じているのです。
出典：jenfosterskittens／lovemeow
