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後ろ足を動かせず、歩くことができなかった保護子猫。優しい夫婦の助けを借りて、再び4本足で歩き始める!

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ある日、獣医さんの助けを必要としている子猫が、地元の保護施設へと運ばれてきました。子猫は骨盤を骨折していて後ろ足を動かすことができませんでしたが、決して自分の人生を諦めていませんでした。

保護施設にやって来た翌日、子猫は一生懸命に後ろ足を動かそうとしていました。そんな子猫の話を聞いた別の保護施設『セービング・グレース・レスキュー』の創設者のアンバー・ローズさんは、子猫を引き取ることを申し出ました。

「子猫は後ろ足が麻痺した状態で私達のところにやって来ましたが、毎日少しずつ進歩しています」とアンバーさんが言いました。

保護施設で養育ボランティアをしているジョイスさんは、子猫を自宅に迎え入れました。子猫の身体はグラグラとしていましたが、ジョイスさんにたくさんのお話をしてきました。

ジョイスさんと夫は子猫についていたノミを綺麗にして、快適に眠れるように暖かいベッドを用意しました。また子猫に『ティリ』と名づけました。

ティリは新しい家でぐっすりと眠って元気を取り戻すと、人間のお父さんにハグをしながら甘えるようになりました。そして愛情のこもった瞳でお父さんを見上げて、温かい腕の中で幸せそうに眠り続けました。

優しい夫婦のおかげでティリは日に日に元気を取り戻し、体重を増やし、足の力をつけていきました。またティリは夫婦のサポートを受けながら、後ろ足を動かす練習を続けました。

それから数週間でティリは後ろ足が使えるようになり、歩行が随分と安定しました。さらにティリは走ることもできるようになったのです。

ティリの回復は目覚ましいものがありました。ティリは確実に後ろ足を上手く使えるようになってきていて、イタズラをすることもできるようになりました。

「ティリは家にいる他の猫や犬とも仲良くなりました。彼女はとても積極的で、いつも元気いっぱいです。」

ティリは健康を取り戻し、足の可動域を改善させたことで、ひとりでトイレも使えるようになりました。ティリは他の保護子猫達と一緒に過ごしながら、いつも楽しそうに遊んでいるそうです。

「私達のところに来た時のティリは歩くこともできませんでした。でも今では保護子猫のケソやトーベを走りながら追いかけています。彼女はとても社交的な性格で、誰とでも友達になることができます。彼女は本当に愛らしくて、冒険好きの子猫です」とジョイスさんが話してくれました。

ティリの人生の始まりはとても大変なものでしたが、ティレは決して諦めることなく、毎日全力で生きてきました。ティリは再び後ろ足を使えるようになることを決心し、それを実現させることができたのです。

ティリが保護されてから1ヶ月が経ちましたが、ティリは確実に成長を続け、様々な遊びで好奇心を満たしています。ティリはいつも全力で過ごしながら、楽しい毎日を送っているのです。
出典:kangaroothekittylovemeow

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