動物愛護協会「ベスト・フレンド・アニマル・ソサイエティー」は2年前に心ない飼い主から老猫の『デクスター』を救出しました。その飼い主は約100匹の猫と暮らしていたのですが、ほとんどの猫が栄養失調で体調不良になっていたそうです。
保護されたときのデクスターは20歳で、とても体重が軽く、やせ細っていました。デクスターは保護施設のスタッフ達のおかげで、少しずつ元気を取り戻していったのです。
そんなある日のこと、保護施設を訪れたジルさんがデクスターに一目惚れしました。老猫は引き取り手が少ないことを知っていたジルさんは、デクスターを家族に迎えることにしたのです。
デクスターは新しい家に到着するとすぐに、2人の男の子に愛情をたっぷりと浴びせました! デクスターは元々人懐っこい性格だったらしく、男の子達に全身を擦りつけてきたのです。
デクスターは先住犬の『フローラ』のことも大好きになりました。2匹はとても仲良くなり、いつも寄り添いながら昼寝をするようになったそうです。
デクスターは現在22歳ですが、年齢よりも随分若々しく見えます。デクスターは家の中での生活を楽しんでいるようで、昼は日光浴をしたり、夜は男の子達のベッドに潜り込んだりしているそうです。
毎日午前4時30分になると、デクスターはジルさんを起こしに来るのですが、目覚まし代わりの鳴き声がとても大きくて、ジルさんはどんなに眠くても目を覚ますそうです。
また、食事前のデクスターはいつも不機嫌そうに鳴いているのですが、その声がおかしくてジルさんはついつい笑ってしまうそうです。
こちらはフローラの足を抱きしめるデクスターです。2匹の幸せそうな姿にほっこりしますね♪
もちろんフローラもデクスターのことが大好き。2匹はお互いに愛し合っているのです!
こちらの動画は、デクスターがジルさんの家に来た日の様子です。
初日から男の子にべったりなデクスターの姿をご覧ください。
22歳でまだまだ元気いっぱいのデクスターは、家族の人気者です!
こうしてジルさんの家で最高の幸せを手に入れたデクスター。いつまでも元気に長生きして、たくさんの幸せを感じていって欲しいですね。