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犬に襲われ、身篭った子を失った猫。独りぼっちの子犬に母親の愛情を注ぐ (8枚)

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ある日、メキシコのプエルトペニャスコで猫の『ガートルード』が発見されました。ガートルードは犬の襲われ、大怪我を負っていたのです。

ガートルードは優しい人によって、カリフォルニア州サンタローザに拠点を持ち、メキシコの野良犬の救助活動を行う『ボーダーズ』へと連れて来られました。

傷ついた猫

動物病院に運ばれたガートルードは、緊急手術を受けました。獣医さんはすぐにガートルードの妊娠に気づきましたが、悲しいことに、犬に襲われた時に全ての赤ちゃんが命を落としてしまったそうです。

獣医さん達はあらゆる手を尽くし、ガートルードの命を救いました。無事に手術が終わり、日に日に回復していったガートルードでしたが、彼女の心には何かが欠けていました。

そして、手術から1週間後。母親のいない小さな子犬が動物病院に連れて来られると、心の隙間を埋めるかのように、ガートルードが愛情を注ぎ始めたのです。

泣く猫

『クレメンタイン』と名づけられた子犬は、3匹の兄弟と共に迷子になっていました。保護された子犬達はみんな重い病気を患っていたため、すぐに治療が行われましたが、残念ながら3匹の兄弟は命を落とし、クレメンタインだけが生き残ったそうです。

独りぼっちになったクレメンタインは、母親の愛情と温もりを探していました。

そんな中、動物病院のマネージャーのクラウディアさんが、クレメンタインを抱えてケージに向かっていると、ガートルードが興味を示してきたのです。それはクラウディアさんにとって予想外のことでした。

愛らしい子犬

「ガートルードはケージの手前に来て、クレメンタインに話しかけてきました。さらに彼女は頭をケージに押しつけて、必死に迫って来たのです」と保護団体の設立者のクリスティー・カンブラーさんは言いました。

ガートルードは母猫が子猫に話しかける時と同じように、クレメンタインに話しかけてきました。ガートルードの母親としての本能が、小さな子犬を求めていたのです。

子犬を育てる猫

クレメンタインには母親の愛情が必要だったため、獣医さん達はガートルードに紹介してみました。すると2匹は一瞬で結ばれ、ガートルードはまるで母親のように、クレメンタインの毛づくろいを始めたのです。一方のクレメンタインは、ガートルードに母親の愛情を感じたようで、ぴったりと寄り添い始めました。

ガートルードはクレメンタインを抱きしめながら、大きな音で喉を鳴らし始めました。ガートルードは、子供を育てられる喜びを全身で感じていたのです。

子犬と猫

そして2週間後、ふたりは一緒に養育主さんの家に行きました。ふたりはいつも一緒で、誰にも切り離すことはできません。

ガートルードはクレメンタインをいつもキレイにして、身体を温めてあげます。時々、イタズラ好きのクレメンタインに、全身をもみくちゃにされることがありますが、ガートルードは全く気にならないようで、愛する我が子に無条件で愛情を注ぎ続けているそうです。

仲良しな子犬と猫

「私はふたりの絆の深さに、いつも驚かされています。私は何年も動物達を救助して来ましたが、こんなに強い結びつきを見たのは初めてです」とクリスティーさんは話してくれました。

猫と子犬

クリスティーさんはふたりが里親さんのところへ行けるようになったら、ふたりを一緒に引き取ってくれる家を探すそうです。

抱っこされる猫と子犬

こうしてガートルードとクレメンタインはお互いを見つけ、温かい愛を感じることができました。種族の違うふたりですが、永遠に離れることのない本当の親子になったのです。

出典:cwob.org

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