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庭の外で這っていたところを保護された子猫。後ろ足を動かせないかかわらず、元気いっぱいに過ごす姿に胸が熱くなる

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今から約2週間前、生後7週の子猫の『ルア』が庭の外で発見されました。子猫は後ろ足を引きずっていましたが、全力で前に進もうとしていました。そんなルアの姿を見つけた家族は、ルアを保護して家の中で世話を始めました。しかし家族はすぐにルアが、自分達が提供できる以上のケアを必要としていることに気づきました。

そこで家族は地元の保護施設で養育ボランティアをしているエミリー・ラコヴァンさんに連絡を取りました。「家族は私にルアの世話ができるかを尋ねてきました。私はすぐに『Yes』と答えました」とエミリーさんが言いました。

「私が最初にルアに会った時、彼女は尿路感染症を患っていました。家族は彼女に素晴らしいケアを行っていたため、後ろ足の問題を除いて、彼女は随分と良い状態になっていました。」

ルアは病気を患っていて、後ろ足に障がいを抱えていましたが、とても好奇心が旺盛で常に遊びたそうにしていました。そんなルアがエミリーさんの家に落ち着くと、大きな音でゴロゴロと喉を鳴らし始めました。

「ルアは後ろ足を動かすことが出来なくなっていました。それが生まれた時からなのか、怪我が原因によるものなのかは分かりません。でも私は彼女に後ろ足を動かせるようになるためのチャンスを与えたいと強く思いました。そのために私は出来る限りのことをすることを心に誓いました。」

後ろ足が動かせないルアのために、エミリーさんは数時間ごとにトイレの手伝いをしました。ルアはいつも優しくしてくれるエミリーさんに感謝していて、エミリーさんとの時間を楽しんでいました。

エミリーさんはルアの後ろ足を回復させるために毎日ストレッチを行い、キックなどで可動域を広げ、お腹を持ち上げながら床の上を歩く練習をさせました。ルアはいつも素直にエミリーさんの言うことを聞きながら、一生懸命に足を動かす練習を続けました。

そしてルアがその日の運動を終わらせると、柔らかい毛布の上でくつろぎながら毛づくろいを始め、仰向けになってお腹のナデナデを楽しみました。

さらにルアは今週から鍼灸治療やレーザー治療、物理療法(電気や光線や超音波、温水・冷水の熱などの物理的なエネルギーを利用した治療)などで、さらに足の可動性や可動域などを改善させていきました。

ルアは全てのことに挑戦し、エミリーさんとのやりとりにいつも興奮していました。

「ルアは常に強い意志を持っていて、自分が他の猫と違うとは全く思っていません。彼女は遊ぶことや寄り添うことが本当に好きです。」

「ルアは後ろ足が使えるようになることを望んでいますが、今でも彼女は幸せそうに過ごしています。彼女は後ろ足の改善に関係なく、これから先も自分の人生を楽しみながら、全力で歩み続けていくことでしょう」とエミリーさんが話してくれました。

ルアはみんなに注目されるのが大好きで、他の保護子猫達とも一緒に過ごし始めました。今後、ルアの足がどうなるかはまだ分かりませんが、ルアはこれからもずっと温かい愛情を感じながら、いつまでも前進し続けていくことでしょう。
出典:emiliexfosterslovemeow

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