ある日、農場の片隅で生後1週間ほどの6匹のスカンクが見つかりました。スカンクの赤ちゃん達は母親に捨てられてしまったようで、お腹を空かせて大きな声で鳴いていたのです。
しかし、幸運なことに農場の所有者の家には、少し前に5匹の子猫を産み、離乳の時期を迎えた母猫が住んでいました。「もしかするとうちの猫なら、この子達を助けることができるかもしれない」と感じた飼い主さんは、スカンクの赤ちゃん達を母猫に会わせてみたのです。
最初は消極的だった母猫ですが、すぐにスカンクの赤ちゃん達の看護を始めました。
2週間が過ぎる頃には、スカンク達は随分成長し、イタズラ好きになっていました。母猫はスカンク達を我が子のように思っているようで、いつもミルクを飲ませながら幸せそうな表情を見せてくれるそうです。
また、家に訪問客が来た時には、自分の子供を紹介するように、スカンク達を連れて挨拶に来るそうです♪
これから先、スカンク達が大きく成長し、ひとりでも生きて行くことができるようになったら野生に帰すそうです。それまでの間、元気いっぱいのスカンク達は大好きなお母さんにいっぱい甘えて、幸せな時間を過ごして行くことでしょう。