『ミア』は幼い頃にアメリカ・ミリーズ州の保健所から、殺処分の1時間前に救出された猫です。
ミアを救出したケイシーさんの家には、同じように保健所から救い出された4匹の犬が住んでいました。ミアは幼いときから同居犬に育てられたため、いつも同居犬のそばにいるようになったのです。
どうやらミアは自分のことを犬だと思っているようです。ミアは外に出るのが大好きで、車に乗ったり、ハイキングに出かけたりと、外の世界を楽しんでいます。もちろん濡れるのも平気で、同居犬といっしょに小川などにも入るそうです。
ミアは家の中で唯一の猫ですが、家に住む動物達のリーダー的存在で、いつも周りに気を配っています。
そんなミアの元に、2羽のアヒルの子がやってきました。ミアはすぐにアヒルの子を受け入れ、世話をし始めたのです。
ミアは人間の家族にも優しく接します。ケイシーさんが妊娠してつわりの症状が出たときも、いっしょに洗面所に行ったり、寄り添って寝てくれたりと、優しく見守ってくれたのです。
そして、同居犬が病気になったときも、同じように寄り添ってくれたそうです。ミアはとても思いやりのある愛情深い猫なのです。
そんなミアは同居犬と何でも一緒が良いようで、水を飲むときも自分の容器は使わずに、同居犬の容器から飲みます。
また、ケイシーさんが「散歩に行くよ」と言うと、同居犬といっしょにドアの前で待機するのです。
ミアが保健所から救出されて3年が経ちますが、同居犬やアヒル、そしてケイシーさんといっしょに過ごせて最高に幸せそうです!
ミアはこれからも、みんなを優しく見守りながら、幸せいっぱいの日々を過ごしていくことでしょう♪