人生に、もふもふを。

保護から数日後の元旦に、絶妙なタイミングで子猫達を出産した猫。温かい家の中で全ての愛情を子猫達に注ぎ続ける!

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猫の『アイボリー』は路上から救出されるまで、厳しい野外生活を送ってきました。そんなアイボリーの窮状を知った養育ボランティアのハイジ・シューメーカーさんは、妊娠がかなり進んでいたアイボリーを自宅で預かることに決めました。ハイジさんはもうすぐ母親になるアイボリーのために、居心地の良い場所とたくさんの食べ物を用意しました。

「アイボリーの年齢は約1歳で、以前に出産を経験していました。そして今回が彼女にとって最後の出産になります」とハイジさんが言いました。

保護された妊娠中の猫出典:fosterkittenmama

アイボリーはすぐに新しい環境に落ち着いて、今まで知らなかった綺麗な空間を楽しみ始めました。アイボリーは家の中でリラックスして、新しいオモチャに興味を持ち、満足そうに喉のゴロゴロ音を部屋中に響かせました。

アイボリーはハイジさんが部屋に入ってくるたびに顔を輝かせて、たくさんの愛情を求めました。

そんなアイボリーのいる部屋にハイジさんがお産箱を置くと、アイボリーはすぐ箱の中に飛び込んでいきました。そしてハイジさんに優しく話しかけられると、箱の中で横になりながらハイジさんのことをジッと見つめ始めました。

さらにハイジさんの膝の上で丸くなると、優しくお腹をさすってもらいながらお腹の中の子猫達の動きを嬉しそうに感じていました。

アイボリーはハイジさんが近くに来ると、手をつなぐことがよくありました。「私がアイボリーの前足に手を置くと、彼女は私の手を握ってきます。私はアイボリーの身に何かあった時にすぐに助けられるように、毎晩彼女と同じ部屋で眠っています。」

お腹が非常に大きくなっていたアイボリーは、お産箱の毛布を忙しそうにフミフミして、出産を待っているハイジさんに期待と緊張感を与えました。ハイジさんはお産箱の上にカメラを設置して、アイボリーの様子を別の場所でも観察できるようにしました。

そして新年を迎えた直後、ついにアイボリーの陣痛が始まったのです。アイボリーはその日の未明に最初の子猫を出産して、合計で5匹の子猫達を産みました。

アイボリーはまるで年の始まりに合わせるかのように絶妙なタイミングで子猫達を出産し、新しいスタートを切りました。

ハイジさんはアイボリーと生まれたばかりの子猫達のために綺麗な寝床を用意して、アイボリーがしっかりと栄養をとれるようにベッドの中に朝食を運びました。「アイボリーと子猫達はいつも幸せそうにしていて、暖かい寝床でお腹を満たしながら快適な時間を過ごしています。」

アイボリーは大切な子猫達に全ての愛情を注ぎ続けていて、子猫達の全身をしっかりと毛づくろいし、子猫達の全ての要求に応えています。一方の子猫達もアイボリーの腕の中の温かさに幸せを感じていて、いつも愛らしい姿を見せてくれているのです。

そんな愛情いっぱいの親子のおかげで、部屋の中は満足そうなゴロゴロ音と可愛い親子の会話で溢れているそうです。

子猫達は現在、毎日お腹をふっくらとさせていて、日に日に力強くなってきています。

子猫達の目はもうすぐに開いて、耳が発達し、あっという間に歩き方をマスターすることでしょう。そんな子猫達を全力で育てているアイボリーは、ハイジさんがあらゆる面でサポートしてくれていることに心から感謝しているのです。

こうして新年をお母さんと一緒に迎えた子猫達は現在、安全な家の中ですくすくと成長を続けています。これからも子猫達は優しいアイボリーやハイジさんの愛情を感じながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ェ`*)
出典:fosterkittenmamalovemeow

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