あまりにも鳴き過ぎるという理由で置き去りにされた老猫。冷たいコンクリートの枕で横になって助けを待っていました

老猫の『ハッピー』が幸せな生活を送れるようになるまでには辛い時期を経験しました。ハッピーはあまりにも鳴き過ぎるという理由で駐車場に置き去りにされて、その日から過酷で孤独な生活を送り始めたのです。ハッピーには自分の家と呼べる場所がなく、駐車場で寝て、見知らぬ人の近くを歩き回りながら、誰かが自分の運命を変えてくれることを願っていました。

そんなハッピーに温かい手を差し伸べたのがリンさんでした。リンさんは初めてハッピーを見た時、孤独なハッピーの姿に心が痛みました。

出典:happypurrr

リンさんはハッピーを助けることを決意して、ハッピーの元を定期的に訪れると、ご飯を食べさせたり、簡易的なベッドを作って少しでも安心できるようにしました。リンさんはハッピーの信頼を得るために行動し続け、その努力はついに報われることになったのです。

ある日、リンさんはハッピーが冷たいコンクリートの車止めに頭を乗せている姿を発見し、その光景がリンさんの決意をさらに強くしました。リンさんはハッピーのそばに座って一緒の時間を過ごしました。するとハッピーはそれに応えるかのようにリンさんの膝の上で丸くなって、長い間失っていた愛情をたっぷりと吸収したのです。

リンさんはその日ハッピーを捕まえることができませんでしたが、決して諦めることはありませんでした。

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その後、リンさんは無事にハッピーを保護することに成功して、すぐに動物病院に連れて行きました。ハッピーはこれまで様々なことに耐えてきましたが、自分の人生が好転しつつあることを感じていたのか、素直に獣医さんの言うことを聞いていました。

そして獣医さんの検査が終わると、リンさんはハッピーを自宅に連れて帰りました。ハッピーはリンさんと一緒に過ごしているうちに、もう二度と路上で暮らす必要がないことに気づき始めました。

ハッピーが新しい生活に慣れるまでには時間がかかりましたが、ハッピーは少しずつ変わっていきました。ハッピーは新しい環境の中で温かい愛情を感じ、以前の家では知らなかったことをいくつも経験しました。

人間のベッドで寝ることはハッピーにとって全く新しい経験だったようです。初めてリンさんのベッドに飛び乗った時、ハッピーはそれが許されることか不安に思っていて、とてもためらっているように見えました。しかし、その行動が問題ないと分かると、ようやく自分の居場所を見つけたと感じたようで、幸せそうに眠りに落ちていったのです。

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その瞬間からハッピーとリンさんは切っても切れない関係になりました。現在、それから1年以上が経ちましたが、ハッピーは常にリンさんと家族に喜びをもたらしているそうです。

そんなハッピーは少し前に大好きな家族に囲まれながら、特別なケーキで11歳の誕生日を祝ったそうです。

こうして冷たいコンクリートを枕にして寝ていたハッピーは、優しいリンさんのおかげで愛情と安らぎに満ちた新しい人生を歩み始めることができました。これからもハッピーはリンさんの愛情を全身で感じながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ェ`*)

This post was published on 2024/12/06