ある日、1匹の茶トラ猫が庭のポーチに現れて、ずっとそこに留まり続けました。猫のことが気になった住人は、猫に『ブーツ』と名付けて家族の一員として迎えることに決めました。
「ブーツはある日、お腹を空かせて庭のポーチに現れました。私達は彼女の姿を見て、妊娠していることにすぐに気づきました。私達はその日から彼女の世話をするようになって、最終的に家族に迎えることに決めました」と住人のレイチェルさんが言いました。
ブーツが新しい環境に馴染むまでには、それほど時間はかかりませんでした。
ブーツが初めて家の中でご飯を食べた後、嬉しそうに喉を鳴らしながら、新しい家族に寄り添いながらフミフミし始めました。
「ブーツは最初、私の想像よりも遥かに多くのご飯を食べました。それはかなり印象的でした。彼女は驚くほど早く家族に溶け込んで、家の中を楽しそうに走り回るようになりました。」
その後、動物病院に連れて行くと、ブーツがとても健康で、お腹の中には4〜5匹の子猫がいると獣医さんに言われました。
ブーツは診察中もとても落ち着いていて、獣医さんの隣に座りながら幸せそうに喉を鳴らし続けていました。レイチェルさんは病院を全く怖がらず、とても社交的なブーツの姿に驚いたそうです。
そして保護からしばらく経ったある日のこと、家族はブーツの部屋から聞こえてくるたくさんの鳴き声で目を覚ましました。ブーツは夜のうちに子猫達を出産していたのです。
「私達は子猫の数を数えてビックリしました。子猫の数は4〜5匹だと聞いていましたが、実際には7匹いました!」
「7匹のうちの6匹はブーツと同じ茶トラ猫で、残りの1匹は白猫でした。」
「ブーツはとっても素敵なお母さんで、一日中子猫達の世話を続けていて、しっかりとミルクを飲ませています。子猫達がミルクを飲んでいる音は、いつも私達の心を幸せにします。」
出産から3日後、家族は猫の親子のことを『ブーツと7人の小人』と呼ぶことにしました。
そして、白雪姫の小人から名前をとって、子猫達に『ドック(白猫)』、『ドーピー』、『スリーピー』、『バッシュフル』、『ハッピー』、『グランピー』、『スニージー』と名付けました。
2週齢半になった子猫達はとっても好奇心が旺盛になって、色々な場所を冒険するようになりました。子猫達は新しい世界が見たいようで、いつもベッドの中から抜け出しているそうです♪
「7匹の子猫達は毎日大きく、愛らしくなっています。私達は全ての子猫達に恋をしています。」
どうやら猫の親子はその愛らしい姿で、レイチェルさん達にたくさんの恩返しをしているようです♪
「あの日、ブーツは私を選んでくれました。そして私は彼女の選択に従いました。彼女の子供達にはいつも圧倒されていますが、それは信じられないほど特別な経験です!」とレイチェルさんが嬉しそうに話してくれました。
その後、十分に成長した子猫達はそれぞれの里親さんの元へと旅立って行きました。きっと愛らしい『7人の小人』は白雪姫の物語りのように、生涯の家族の元にいつまでも幸せを届け続けることでしょう(*´ω`*)
出典:EnigmaWearingHeels/lovemeow
This post was published on 2024/09/09