ある日、猫が暮らしている家に野生のオポッサムが姿を現しました。どうやらオポッサムはポーチに置かれていたキャットフードを見つけたようで、さっそく美味しそうにモグモグと食べ始めました。
そんなオポッサムに気づいた猫。目の前でどんどん無くなっていく自分のご飯を見て、人間のお父さんに向かって必死に訴えかけました。しかし、お父さんの方は野生のオポッサムが珍しくて、パシャパシャと写真を撮り始めてしまったのです。
そこで猫は自分の力でオポッサムを何とかしようと試みますが、しばらく野生から離れていたせいか、どうしても後一歩を踏み出すことができないようです(^_^;)
「あの…、お取り込み中のところすみません。それはボクの夕食のはずなのですが…」
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「お父さん、ちょっと助けて!」
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「ほら見て! あれボクの夕食だよね!」
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「ねぇ、真面目に聞いてる? お父さんはそこで写真を撮ってるだけなの!? ボクはお腹が空いてるんだよ〜。・・・もういいよ、お父さんには頼まない。あとは自分で何とかするから!」
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「あの〜、それボクのお気に入りのキャットフードなんです。だから、えっと… 一緒に食べませんか?」
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「いえいえいえいえ、すみません! お邪魔しました。どうぞどうぞ、お楽しみください!」
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「お父さぁぁぁぁん!?」
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と言う声が聞こえてきそうですね(^_^;)
きっと優しいお父さんが、後でちゃんと新しいご飯を用意してくれるからね。
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