人生に、もふもふを。

再び歩けるようになるために、助けを借りながら努力を続けた子猫。今では最も活発な猫として、夢中で走り回っています!

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先月、身体に怪我を負った小さな子猫が地元の保護施設に運ばれてきました。子猫は前足の治療のために特別なケアを必要としていたため、獣医師の資格を持ち、保護団体『クリス・グリフィー・メモリアル・フィーライン・ファウンデーション』の代表をしているエレン・カロッザさんが支援することを申し出ました。

子猫は芝刈り機の事故で数カ所に怪我を負った状態で保護されました。子猫は右耳の一部とシッポの3分の1を失っていて、背中と胸に傷があり、前足を骨折していました。

子猫はひどい状態だったにもかかわらず、驚くほど落ち着いていて動揺しておらず、喉をゴロゴロと鳴らしたり愛情を示したりしながら、助けてくれた人達にすぐに心を開きました。

怪我を負った子猫出典:thecatlvt

保護施設は子猫の治療を行い、添え木を作って痛みを和らげました。その後、幼い子猫のリハビリを専門に行っているエレンさんに連絡をしました。

エレンさんと彼女のチームは、怪我を負った子猫を温かく迎え入れました。エレンさん達は子猫の前足にフィットするようにV字型の溝のある添え木を作って、子猫が前足を少しでも快適に使えるようにしました。

「私達は子猫に『ジョニー』と名付けました」とエレンさんが言いました。

ジョニーはすぐに優しいエレンさんに夢中になって、キスで愛情を示しました。ジョニーは食欲が旺盛で、スプーンでご飯を食べさせてもらうのが大好きで、食事が終わるたびにハグの時間を楽しみました。

「私はジョニーがこのような状態で、どうしてこんなに幸せそうにしていられるのかが分かりませんでした。彼は本当に幸せな子猫です。」

ジョニーはすぐにお気に入りの場所を発見しました。そこはエレンさんの膝の上でした。ジョニーは毎回膝の上に腰を下ろすと、満足そうにその場に留まって、オヤツが出てくるのを待ちました。

添え木が交換されている間もジョニーは全く動揺せず、エレンさんが包帯を巻き終わるのを辛抱強く待っていました。「ジョニーは一度も文句を言ったり、落ち込んだ姿を見せたりすることはありませんでした。彼はいつも活発で、幸せそうで、愛情に溢れています。」

エレンさんが添え木用のブーツを作ると、ジョニーはすぐにそれを使ってスキーヤーのように床の上を滑る方法を見つけました。

ジョニーは僅か2週間の間に目覚ましい回復を遂げて、さらに活発になりました。そんなジョニーの前足には、完璧に前足の形にフィットする柔らかい添え木が取り付けられました。

そしてそれから1週間が経つと、ジョニーはもう添え木を装着したがらなくなりました。「私達がジョニーのレントゲン写真を撮ると、添え木を装着しなくても問題ない状態になっていました。」

そのため添え木を外してもらったジョニーは、前足が自由に使えることが嬉しくて、エレンさんの顔に前足を伸ばして熱心にキスをしました。

また前足が自由になったジョニーは全ての猫用のベッドを自分の隠れ家に変えて、全てのダンボール箱を自分の砦に変えました。さらにジョニーはご飯に飛びついて、勢いよくご飯を食べるようになりました。

その後、先住猫達と交流したジョニーは愛らしい姿を披露してくれました。ジョニーは毛を膨らませながら『やんのかステップ』を繰り出して、自分の身体を2倍の大きさに見せようとしていました。

ジョニーはこの家の中で一番小さいかもしれませんが、とっても勇敢な心の持ち主なのです。

「ジョニーは遊ぶことが大好きで、添え木を付けていた数週間を埋め合わせるかのように活発に動き回っています。今の彼はトラブルメーカーで、いつも家の中の至るところで可愛いトラブルを引き起こしています。彼は常に元気いっぱいで、ジッと座っていることはありません」とエレンさんが嬉しそうに話してくれました。

ジョニーはバスルームの浴槽を徹底的に調査したり、先住猫からキャットツリーの頂上を奪ったりしています。しかし、そんなジョニーがひとたび寝床に入ると、喉のゴロゴロスイッチをオンにして、あっという間に眠りに落ちていくのです。

ジョニーの人生の始まりはとても大変だったにもかかわらず、決して自分の人生を諦めませんでした。ジョニーは揺るぎない意志で闘い続け、ここまで来ることができたのです。

ジョニーは現在、家の中の王様として、周りにいる人達のことを毎日楽しませています。ジョニーはいつでも甘やかされる準備ができていて、安全な家の中で元気いっぱいに走り回っているのです。
出典:thecatlvtlovemeow

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