ある日、男性がTNR活動(野良猫の不妊去勢手術を行い、元の場所に戻す活動)のために野良の母猫の元を訪れました。すると母猫が子猫を連れてきて、まるで「この子をお願いします」と言っているかのようにじっと見つめてきたのです。
実は男性は4年前から母猫のことを保護しようとしていたのですが、警戒心が非常に強かったため、いつも逃げられてしまっていました。そのため今回の母猫の行動にはとても驚いたそうです。
その後、保護された母猫は猫ボランティアさんが引き取り、子猫は男性が養育することになりました。
男性の家で『徠良(らいら)』と名付けられた子猫は、すぐに先住猫達とも仲良くなって、すくすくと成長していきました。
そして無事に生涯の家へと旅立って行った徠良は、そこで『モナ』という新しい名前をもらいました。モナは優しい家族の元ですくすくと育って、凛々しい猫へと成長することができました。
モナの成長の様子はこちら。
こうして母猫が託してきたモナは、安全な家の中で幸せな生活を送れるようになりました。これからもモナはたくさんの愛情を感じながら、いつまでも幸せな毎日を送っていくことでしょう。
This post was published on 2024/04/28