人生に、もふもふを。

そろそろ家に入る時がやって来たと感じた母猫。子猫達を連れて窓の外に現れて、安全な家の中で幸せな毎日を送り始める

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ある日、1匹のハチワレ猫が食べ物を求めて家の外に現れて、住人達が猫の存在に気づきました。

住人達は猫のことが心配になって、家の庭にご飯を用意しました。すると非常に空腹だった猫が真っ直ぐに向かってきて、勢いよくご飯を食べ始めました。そしてお腹をいっぱいに満たすと、物置小屋の方へと姿を消しました。その姿を見送った住人達は、再び猫が戻ってくるかもしれないと思いました。

それからしばらくすると再び猫が姿を現しました。しかし今回はひとりだけでなく、3匹の子猫達と一緒に現れました。「住人達が再びご飯を用意すると、猫の親子はご飯を求めて近づいてきました」と保護施設『ストレイ・キャット・クラブ』のスタッフが言いました。

窓の外の猫の親子出典:thestraycatclub

母猫はご飯をくれた住人達のことを信頼するようになり、住人達が子猫達に近づくことを許すようになりました。一方の子猫達は庭の中を走り回るようになって、その場所を自分達の遊び場に変えました。

また猫の親子はお腹が空くと懇願するような目で見つめてきて、その愛らしい姿が住人達の心をとりこにしました。住人達は親子を安全な場所に連れて行って適切なケアを受けさせてあげたいと考え、保護施設に助けを求めました。

そしてクリスマス休暇の数日後、住人達の要請に応じた保護施設のスタッフ達が親子のところにやって来ました。「親切な住人達のおかげで、私達は親子を安全に保護することができました。親子はもうこの先ずっと寒い夜を過ごす必要はありません。」

親子は保護施設に到着するとすぐに落ち着きました。親子はお腹がいっぱいになるまでご飯を食べて、お互いのことを抱きしめながら眠りに落ちていきました。親子は騒がしい通りから離れられたことが嬉しかったようで、暖かいベッドの中でぐっすりと眠り続けました。

翌日、獣医さんの診察と必要な治療を受けた親子は、別の保護施設『クロイドン・アニマル・サマリタンズ』を通して養育主さんの家に向かいました。

保護された猫の親子出典:thestraycatclub

『ダフネ』と名付けられた母猫の年齢は約2歳でした。ダフネはフレンドリーで穏やかな性格で、養育主さんの家に着いた時から人間との時間を楽しんでいました。きっとこの先ダフネが子育てを終えたら、再び子猫のように遊び始めることでしょう。

ダフネと同じハチワレの『イーヴィー』は子猫達の中で一番内気でしたが、少しずつ勇敢になってきて、家の中を探索するようになりました。イーヴィーはダフネお母さんと一緒にいる時が一番安心するため、保護施設のスタッフ達は親子を一緒に迎えてくれる人を探すことに決めているそうです。

黒白猫の『ハリー』と『テディー』は深い絆で結ばれた兄弟で、何でもふたりで一緒に行います。ふたりは一緒に駆け回って、一緒にプロレスごっこをして、一緒に寄り添いながらエネルギーを充電しているそうです。

「子猫達は室内生活を通して人前でも自信が持てるようになりましたが、まだ初めて会う人には少し恥ずかしがり屋になることがあります」と保護施設のスタッフが言いました。

子猫達はそれぞれの個性を輝かせていて、もうすぐ生後4ヶ月半を迎えます。あの日、ダフネが窓の外に現れて以来、親子は毎日前進し続け、ここまで辿り着くことができたのです。

今の親子は充実した毎日を送っていて、無事に生涯の家に行く準備を終わらせることができました。

くつろぐ母猫出典:thestraycatclub

こうして窓の外に現れた親子は、安全な家の中で毎日の生活が大きく変わりました。親子はこれからもたくさんの愛情を感じながら、いつまでも幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ェ`*)
出典:thestraycatclublovemeow

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